アーカイブスセレクション

2009年

17 国電復興時代 1950 (2009年7月号別冊)

B5判164ページ定価1572円(本体1429円)

戦争の痛手から立ち上がり、大都市圏の通勤輸送に奮闘する国電の姿を、戦災焼失や被害の具体的な記録から復興整備・新製・転配までの記録で記したほか、鉄道国有化、特に戦時買収の事例についてその経緯を解説、その他国電黎明期を知る関係者の座談会、大糸南線から宇部・小野田線まで12線区の買収線区を探訪した概要・沿革と個性豊かな車両陣の解説記事などを掲載。

■巻頭記事 買収国電の基礎知識(澤内一晃)
■巻末付録 国電配置表 1954年 1956年1・3・12月


16 国鉄の客車 1950~60 (2009年1月号別冊)

B5判147ページ定価1572円(本体1429円)

1950年代後半、まだ旅客列車の名実ともに主力であり花形であった客車列車に、まったく新しいシステムを持ち込んだ20系固定編成客車の解説記事を冒頭に、寝台車・食堂車の通史、1960年代中期の配置と運用、また冷房装置や電気暖房装置、便所、給水装置といった新技術の紹介記事、戦災復旧車である70系客車の形態分類、「質問に答える」関連記事を掲載。

■巻頭記事 20系寝台特急の全盛期(寺本光照)
■巻末付録 国鉄客車配置表 昭和39年