アーカイブスセレクション

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2016年

36 京成電鉄 1950~70 (2016年8月号別冊)

B5判152ページ 定価1579円(本体1435円)

名刹 成田山新勝寺への参詣者輸送を主な目的に、東京と成田を結ぶ軌道として開業、県都千葉にも路線を延ばし、また東京の郊外鉄道としては初の地下線で上野に乗り入れ、都市間鉄道としての姿を完成、現在は空港アクセスとしても重責を担う京成電鉄について、戦後大形化・近代化する車両陣の解説を1955年・1962年・1968年・1973年の「私鉄車両めぐり」はじめ「電気車の科学」の会社執筆による新車紹介記事から、また成田空港新線開業までの歩み・新線と空港線用特急電車の概要についての記事を収録。

■巻頭記事 京成電鉄70年を顧みて(石本祐吉)


35 国鉄幹線の記録 上越・信越線 (2016年6月号別冊)

B5判156ページ 定価1579円(本体1435円)

山岳国である日本の鉄道に宿命的な勾配路線。いつの時代も鉄道ファンの興味を惹きつけてやまない「峠と鉄道」の代表格となる2大幹線、上越線・信越本線の、昭和30年代から始まる電化・複線化などの輸送改善をはじめ、当時の列車乗車記や現場訪問ルポ、また山岳路線信越線の象徴ともいえる碓氷峠の粘着運転化、線路増設工事についての当時の解説記事を、再構成のうえ収録した貴重な記録集。実務者向け雑誌「電気車の科学」に1959~63年の4年間にわたって連載された「国鉄電気機関車発達史」の信越線、上越線、高崎線編も収録。

■巻頭記事 上越線・信越線の歴史的興味(小西純一)


34 湘南電車時代1950~70 (2016年4月号別冊)

B5判152ページ 定価1579円(本体1435円)

電車は近距離用との常識を覆し、東海道線中距離列車用として昭和24年に登場、現在の電車隆盛時代の礎を築いた80系電車。その誕生時の経緯、車両の詳細な仕様解説から、「湘南電車」と名付けられ、新性能電車の登場まで主力として活躍する姿、関西・中部地区への進出、晩年の転配、そして3扉の近郊形として横須賀線に投入された70系電車も含め、日本の電車史に一時代を築いた形式の消長を、過去の「鉄道ピクトリアル」「電気車の科学」掲載記事より再構成。田町電車区・宮原電車区の現場訪問記事や当時のニュース記事からの関連項目ピックアップなど現在では貴重な資料も収録。

■巻頭記事 「湘南電車」前史(澤内一晃)


33 私鉄車両めぐり 関東(II) (2016年3月号別冊)

B5判168ページ 定価1579円(本体1435円)

かつて鉄道ピクトリアルの人気シリーズとして、1950~60年代の地方私鉄の車両群を実地調査により紹介し、車両研究史上の金字塔として現在でも各種文献の参考資料の筆頭に挙げられる「私鉄車両めぐり」の関東編を再録した第2弾。今回は栃木・群馬・埼玉・神奈川・山梨県の路線を対象に、東野鉄道、上信電気鉄道、上毛電気鉄道、上武鉄道、秩父鉄道、江ノ島鎌倉観光、箱根登山鉄道、富士急行、山梨交通の各路線の概要と車両を紹介する。

■巻頭記事 “その後”の関東のローカル私鉄(II)(服部朗宏)