アーカイブスセレクション

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2012年

23 東武鉄道 1950~60 (2012年12月号別冊)

B5判176ページ定価1572円(本体1429円)

戦前からの伝統である日光への観光特急と、飛躍的に伸びつつあった通勤輸送に対応し、歴史に残るロマンスカーDRC1720系、長らく通勤車のスタンダードとして君臨する8000系などその後の時代を創った車両が登場した東武鉄道の1950~60年代を、車両アルバムと当時の紹介記事で解説、また1961年の「私鉄車両めぐり」・1966年の同補遺のほか蒸気機関車・気動車についての独立記事、車両区所訪問・特急列車乗車記などを収録。

■巻頭記事 東武鉄道の昭和20・30年代を振り返る(花上嘉成)
■巻末付録 往年の車両配置表


22 貨物輸送 1950~60(2012年9月号別冊)

B5判163ページ定価1572円(本体1429円)

かつて旅客輸送と並んで鉄道の2本柱として、日本の高度経済成長を支えた貨物輸送について、国鉄を中心に臨海鉄道・専用線などにもスポットを当て、1950~60年代当時の記事から選んで紹介。大規模な操車場を経由する車扱輸送の仕訳のメカニズム、配線やハンプ、カーリターダーなど操車場の設備、貨車配車の実際、荷役方法のいろいろ、運賃制度、また新形式貨車など近代化施策の数々に関しての解説記事、さらに当時は貨車の一部門であった雪カキ車、また防雪設備など除雪に関する記事も掲載。

■巻頭記事 概説・鉄道貨物輸送 1950~60年代(澤内一晃)
■巻末付録 1958年国鉄客貨車区一覧/1965~67年国鉄貨車両数表


21 私鉄車両めぐり 山陽・山陰(2012年3月号別冊)

B5判172ページ定価1572円(本体1429円)

かつて鉄道ピクトリアルの人気シリーズとして、1960年代の地方私鉄の車両群を実地調査により紹介し、車両研究史上の金字塔として現在でも各種文献の参考資料の筆頭に挙げられる「私鉄車両めぐり」の山陽・山陰編を再録。井笠鉄道、尾道鉄道、防石鉄道、広島電鉄宮島線、下津井電鉄、岡山臨港鉄道、水島臨海鉄道、倉敷市営鉄道、一畑電気鉄道(広瀬線・立久恵線)、片上鉄道、西大寺鉄道、日ノ丸自動車の各路線の概要と車両を紹介(廃線後の探究記事も含む)、今では姿を消した路線、また現存している路線でも見ることができない個性豊かな車両群について、当時の貴重な写真を交えて振り返る。

■巻頭記事 その後の山陽・山陰ローカル私鉄(服部朗宏)


20 「こだま」の時代―1950~60 (2012年1月号別冊)

B5判158ページ定価1572円(本体1429円)

それまでの電車の概念をうち破る画期的なデザイン・メカニズムで1958年11月にデビュー、鉄道史にその名を残した「こだま形電車」151系。当時の社会水準や技術レベルから1歩踏み出し、未来を見据えたカルダン駆動、完全空調や固定窓の軽量車体、ビュフェや明るい塗装、スピード感あふれるデザインが誕生する経緯、技術解説を星晃氏はじめ国鉄技術陣の解説で、また鉄道ファンによる運転開始時の試乗記、その後の運用、検修、増備、改造、新幹線開業後の転用計画、また151系を補佐して東海道を活躍した157系の概要まで、当時の熱気あふれる記事を基に再構成。

■巻頭記事 ビジネス特急「こだま」の6年(寺本光照)
■巻末付録 1963年版 国鉄動力車配置表 1961年10月ダイヤ改正パンフレット