最新号

2012年3月号 No.860

特集:ターミナルシリーズ 東京

東海道本線・東北本線の起点であり、数多くの列車が発着する日本の鉄道駅の頂点ともいえる東京駅は1914(大正3)年12月に開業しました。以来、98年の歴史を持ちますが、実は首都圏の駅の中では比較的開業の遅い方に属しています。1872(明治5)年10月にわが国初の鉄道として開業した区間は新橋―横浜間でしたが、発展目覚ましい首都東京にあって、新橋はそれから40年以上も起点であり続けたのです。北の玄関である上野駅は1883年(明治16)年7月に開業、東京の新たな繁華街が連なる両駅を結ぶルートの建設は明治中期に計画されましたが、日清・日露戦争による財政難などで大幅に遅れ、その連絡ルートの中ほどに計画された「中央駅」が着工されたのは1908(明治41)年3月でした。このように、東京の官設鉄道網形成にはもっとも後期に誕生したのが東京駅ですが、皇居を望むように、当時何もない野原に建設された巨大な3階建てのレンガ建築は、東洋一と謳われ国威発揚に大きく貢献したのです。その後、中央線乗り入れ、山手線環状運転開始、戦災による駅舎焼失と一部改築などを経て、新幹線開業によるホーム変更、地下駅開業、近年では中央線ホーム重層化などを経て、現在は丸の内駅舎を完成当時の姿に復原する工事が佳境を迎えています。今回の特集では東京駅開業前史より、新橋―上野間連絡線建設と東京駅開業、そして現在に至る沿革、構内のホーム・配線の変遷、東北・高崎・常磐線直通列車など東京駅を行き交った変わった列車についての運転史、貴重な建設当時や開業時の写真コレクションなどで日本を代表する駅の今昔を考察します。

一般記事

フィリピン国鉄南方線はいま~2011 年の現況レポート
東海道新幹線前史弾丸列車計画の全貌(3)

1月21日発売 B5判136ページ 定価950円(本体905円)
JAN:4910064110323 00905


2011年12月号臨時増刊

千年の京にありて 京大流知的鉄道“楽”

2001年4月号臨時増刊として発行された,京都大学鉄道研究会OBの「千年の京にありて 鉄道“楽”千紫万紅」に続くパート2ともいうべき増刊号です.鉄道会社をはじめ各界で活躍され,いずれも鉄道に造詣の深い同大学のOBの方々が,大学所在の地・京都をめぐる路面電車,私鉄などの考察・思い出記事をはじめ,車両のメカニズム研究や海外鉄道の紀行文まで,それぞれの得意分野を生かして綴った読み応えのある記事を収録しております.

11月5日発売 B5判260ページ 定価2000円(本体1905円)
JAN:4910064121213 01905


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