メモ帳

2012年12月のメモ帳

12月1日
■JR九州がICカードエリア拡大 ICカード「SUGOCA」の利用エリアを長崎,大分,熊本,鹿児島地区に拡大した.
■久留里線旧形気動車引退でセレモニー JR東日本 久留里駅で「さよならセレモニー」開催.在来のキハ30,キハ37,キハ38に代わりキハE130形新形気動車10両を投入.
■中国 ハルピン─大連間に高速鉄道開業 黒竜江省ハルピンから遼寧省大連まで(921km)を南北に貫く高速鉄道が営業運転開始.最速3時間半で結ぶ.
12月2日
■JR東日本小海線佐久海ノ口駅新駅舎完成
12月4日
■JR「オレンジカード」2013年3月発売終了 JRグループは,自動発券機で乗車券などが購入できる「オレンジカード」の発売を2013年3月31日で終了すると発表.国鉄時代の1985年3月に東京地区で初めて発売されたが,近年は交通系ICカードの普及が進み,発売枚数は減少の一途をたどっていた.
■JR東日本の風対策 防風柵16区間,風速計895基 JR東日本が2005年12月に発生した羽越線列車事故に伴う安全対策の実施状況を発表.防風柵は内房線,京葉線などの4区間など16区間で設置を完了.風速計は事故後の累計で増設578基,総設置数895基となった.
12月6日
■JR東日本磐越東線磐城常葉駅新駅舎完成
12月7日
■宮城でM7.3の地震,東北新幹線など乱れる 17時18分頃,三陸沖を震源とする地震があり,宮城県栗原市,岩手県盛岡市,青森県八戸市などで震度5弱(M7.3).東北新幹線が一時運転を見合わせるなど交通も乱れた.
12月10日
■JR東日本が大宮総合車セでC58の復元着工式 JR東日本はC58 239号機の復元作業開始を前に,大宮総合車両センターで復元着工式開催.車両は盛岡市の岩手県営運動公園内に展示されていたもので,12月4日に搬出,6日に大宮に到着した.2013年度冬の運行開始を目指す.
12月12日
■JR西日本が下関駅新駅ビルの安全祈願式
12月13日
■国土交通省整備新幹線小委員会のワーキンググループが青函共用区間で一日1往復200km/hの方針
12月16日
■JR東日本が中央線連続立体交差化工事を終了
■JR西日本 新大阪駅17,18番のりば完成 使用開始 おおさか東線(新大阪─久宝寺間)のうち2019年3月開業予定の北区間(新大阪─放出間)建設に伴い新5号ホームを増設.北陸線特急「サンダーバード」や新快速,快速など一日上下計75本が停車する.
12月17日
■東京地下鉄が銀座線全19駅を2022年度までにリニューアルすると発表 デザインを一般から広く公募する予定で今回は上野,稲荷町,神田の3駅が対象となり,受付を20日から開始.「伝統×先端の融合」を路線コンセプトとして,下町エリア(浅草─神田),商業エリア(三越前─京橋),銀座エリア(銀座),ビジネスエリア(新橋─赤坂見附),トレンドエリア(青山一丁目─渋谷)の5つのエリアコンセプトを設定する.
12月18日
■2013年3月23日から全国10の交通系ICカードが相互利用可能に
12月19日
■国土交通省が新幹線トンネル点検指示 中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故を受け,国土交通省はJR各社に新幹線のトンネルと在来線の海底トンネルにつき,架線を吊り下げる金具の緊急点検を実施し年度末までに報告するよう指示した.
■JR西日本が京都市に「鉄道博物館」を建設すると発表
■さいたま市の鉄道博物館が英国国立鉄道博物館と姉妹提携
12月20日
■JR東海が東海道新幹線地震対策で脱線防止ガード敷設 JR東海は新たに脱線防止ガードを,東海地震の際強い振動が想定される三島─豊橋間の全区間,トンネル,三主桁の手前など軌道延長456kmに敷設すると発表.工事は12月下旬から2020年3月までの予定.これで東京─新大阪間で2012年度末までに脱線防止ガード敷設区間は,6割にあたる596kmに達する.
12月21日
■JR7社が2013年3月16日ダイヤ改正の概要を発表
■JR西日本がN700A1編成を2013年12月投入 JR西日本は新形新幹線車両N700Aを2013年12月ごろに1編成製作,投入すると発表.同社はN700Aの投入に合わせ,2013~2015年度に16両編成のN700系16編成の改造を行い,N700Aの機能を付加する.
12月22日
■JR東日本気仙沼線柳津─気仙沼間でBRT(バス高速輸送システム)正式運行開始
志津川駅の内陸方向への移設,歌津・陸前小泉・大谷海岸・松岩各駅の駅舎供用開始.
12月26日
■第2次安倍内閣が発足,国交相は太田昭宏氏 自由民主党の安倍晋三氏を第96代首相とする自公連立内閣が発足,国土交通大臣には公明党の太田昭宏氏(衆院東京12区,当選6回,67歳)が就任.
■中国の世界最長高速鉄道開通 北京─広州間2,298kmを結ぶ旅客専用の高速鉄道としては世界最長の「京広高速鉄道」が全線開通.在来線で約21時間かかっていた同区間を約8時間で走る.北京─広州間1等席1,383元(約1万8,600円),2等席865元(約1万1,600円).最高速度は設計上350km/hだが当面は300km/hで走る.

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2012年11月のメモ帳

11月1日
■JR東海 浜松工場が100周年
■近畿日本鉄道2013年3月にデビュー予定の新形観光特急「しまかぜ」を報道公開
11月6日
■秋田新幹線E6系愛称は「スーパーこまち」
■JR東日本が蓄電池駆動電車「スマート電池くん」実用化へ
■東武野田線に60000系,2013年度2編成導入
■北海道新幹線青森側レール敷設工事開始 北海道新幹線新青森─新函館(仮称)間(149km)のうち青森県側の新幹線専用区間(29km)のレール敷設工事を青森県蓬田村で開始した.
11月7日
■京急が安全対策発表 9月24日に追浜─京急田浦間で発生した土砂崩落に伴う列車脱線事故を踏まえ,事故発生場所では斜面の整正,防護柵の強化,落石検知装置・落石防止網を設置すると発表(11月末までに実施).
■国土交通省が全国ホームドア整備状況を公表,全国539駅に設置済み 事業者別で設置数が多いのは最多の東京地下鉄の65駅,都営地下鉄と横浜市営地下鉄の各40駅が続き,福岡市交通局が35駅,大阪市交通局が27駅など.
11月8日
■博物館明治村「蒸気機関車12号」運転再開
11月9日
■JR四国「アンパンマン列車」改装完了岡山駅で出発式 同社では2012年8月から予讃線アンパンマン列車全11両のデザイン更新を進めこのほど完了.特急「しおかぜ」「いしづち」「宇和海」に充当して一日上下計17本運転している.
11月10日
■京急蒲田駅付近の立体交差化記念式典開催
11月13日
■JR西日本がロープ昇降式ホーム柵開発へ
11月15日
■JR東海が武豊線6駅に集中旅客サービスシステム導入 武豊線9駅で同社の駅係員を配置しているのは半田駅のみで,無人駅・業務嘱託駅の緒川,東浦,亀崎,乙川,東成岩,武豊の6駅でインターホン,券面確認台,ICカード・磁気券対応の自動改札機などを設置.
■JR九州「クルーズトレイン」初回ツアー抽選会で平均倍率7倍強 2013年10月15日から運転開始する「ななつ星in九州」の初回ツアー「ファーストゲスト抽選会」が行われ,814件の応募があり平均倍率は7.27倍.
11月16日
■JR東日本 東北新幹線にE5系追加投入,上越新幹線にはE2系が復活すると発表
■「第11回 全国路面電車サミット2012大阪・堺」開催 16~18日,阪堺電気軌道の走る堺市を中心に開催.
11月17日
■JR東日本 上越新幹線30周年を祝い大宮,新潟,高崎の3駅で出発式を開催
11月18日
■JR貨物HD300形900番代ローレル賞授賞式 東京貨物ターミナル駅構内で開催.JR貨物のローレル賞受賞は16年ぶり4回目.
11月19日
■JR東日本が12月22日から気仙沼線柳津─気仙沼間でBRT正式運行すると発表
■JR東日本が大船渡線BRT仮復旧へ専用道の工事開始
■名古屋臨海高速鉄道「あおなみ線」でSL試験運転へ 名古屋市は,あおなみ線名古屋─名古屋貨物ターミナル間(約5km)で,2013年2月16・17日,蒸気機関車列車「SLあおなみ号」の実験走行を行うと発表.試乗希望者1,200人は抽選で募集する.JR西日本のC56と12系客車3両,DE10形ディーゼル機関車を借りて運行する予定.
11月20日
■JR東日本E5系ブルーリボン賞授賞式 東京駅20・21番線ホームで授賞式.JR東日本のブルーリボン賞受賞は2年ぶり5回目となる.
11月21日
■鉄道博物館が英国鉄道博物館と姉妹館提携 さいたま市の鉄道博物館は世界最大のコレクションを誇る英国国立博物館(ヨーク市)と姉妹館提携を結ぶと発表.
11月22日
■JR東海が営業線仕様のリニア新形車両「L0系」を山梨実験線に搬入 JR東海は,山梨リニア実験線の車両基地に営業線仕様の新形車両「L0系」を搬入する作業を報道陣に公開した.
■JR東日本がE6系「スーパーこまち」を公開
■JR東日本が桜木町・茅ヶ崎2駅で改良工事 桜木町駅は,首都直下地震に備えて耐震補強工事と山側に商業施設を整備し2014年夏完成,茅ヶ崎駅は熱海側の線路上空に人工地盤を構築し駅ビルの店舗面積を1.8倍にし2015年度完成予定.
■JR東日本内房線の「山生橋梁」が土木遺産に認定 内房線江見─太海間にある「山生(やもめ)橋梁」(164.78m)が2012年度の土木学会選奨土木遺産に認定され,認定書と銘板の授与式が行われた.
11月25日
■西武が蒸気機関車5号修復の完成記念披露会開催
11月26日
■JR東日本が気仙沼線BRT運行の概要,志津川駅の概要など発表
11月27日
■JR貨物が海峡線新幹線共用区間対応のEH800形901号機を公開
11月28日
■京葉線が車両故障で4時間ストップ 7時55分頃,京葉線二俣新町─南船橋間を走行中の府中本町発海浜幕張行き普通電車(8両編成)が通電しなくなりストップ,乗客約1,500人が二俣新町駅まで約1km,線路上を歩いて移動した.正午前に復旧,上下線計67本が運休し,約8万2,000人に影響した.

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2012年10月のメモ帳

10月1日
■JR東日本東京駅丸の内駅舎が営業開始 1914(大正3)年の創業時の姿に戻った東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事が完成しグランドオープン.
■野田第3次改造内閣が発足 羽田雄一郎国土交通大臣(45歳,長野選挙区,当選3回)は再任された.
10月3日
■東京ステーションホテル新装開業
■国交副大臣に伴野,長安氏 野田佳彦改造内閣の副大臣,大臣政務官が決定.副大臣には伴野豊氏(民主党,51歳,衆院愛知8区)と長安豊氏(民主党,44歳,衆院大阪19区)が就任.
10月5日
■国土交通省が相鉄・東急直通線の工事認可
10月6日
■梅小路蒸気機関車館が40周年でセレモニー
10月7日
■第19回「鉄道フェスティバル」明治公園で開催 14日の「鉄道の日」に合わせ,東京の明治公園で6~7日開かれ延べ7万人以上が来場した.
10月9日
■JR貨物石巻港駅鉄道輸送再開でセレモニー
■京成が本社移転の跡地計画発表 2013年に予定している千葉県市川市への本社移転後の跡地計画を発表.墨田区押上の本社跡地に商業施設,宿泊施設を建設する.2015年12月竣工・開業予定.
10月12日
■JR東日本が盛岡で保存されているC58 239を復元し釜石線を中心に運転すると発表
10月14日
■各地で「鉄道の日」イベント開催
■JR北海道が森林鉄道で活躍した「雨宮21号」を準鉄道記念物に指定
10月15日
■首都圏新都市鉄道「つくばエクスプレス」ダイヤ改正 交直流車TX-2000系3編成18両を増備した.ピーク時間帯の最混雑1時間あたり運転本数が現行の20本(平均混雑率157%)から22本に増える.
■日本鉄道賞表彰式 第11回「日本鉄道賞」が東京駅丸の内駅舎の創建当時への復原事業でJR東日本に贈られた.また特別表彰「鉄人」特別賞は横浜市の「原鉄道模型博物館」が,「蘇ったレール」特別賞は飛市の旧神岡鉄道線路跡を軌道自転車で走るレールマウンテンバイクを事業化したNPOの「神岡・町づくりネットワーク」が受賞した.
10月16日
■JR東日本が205系日光線・東北線転用改造工事が終了し落成式 1編成4両の工事が終了,大宮総合車両センターで落成式.工事は日光線の107系,宇都宮線211系との置換えのため京葉線で運用されていた205系を改造するもの.車両数は12編成48両で投入時期は2013年3月以降.
10月17日
■JR東海「名古屋駅新ビル」起工式 名古屋駅前の旧名古屋ターミナルビル跡地に2016年春の全面開業を目指す「名古屋駅新ビル(仮称)」の起工式を開催.新ビルは地上46階,地下6階建て.
10月18日
■JR東日本が東北,仙石線の接続線整備を発表
10月19日
■JR旅客6社の冬臨計画,特急・急行4%増 6社が冬の臨時列車運転計画(2012年12月1日~2013年2月28日)を発表.特急・急行の増発本数は前年比104%の9,273本,内訳は新幹線が119%の4,512本,在来線が93%の4,761本.特に年末年始は121%の3,057本で新幹線を中心に大幅に増やす.総運転本数は全期間合計で99%の215,147本.
10月21日
■京急蒲田駅付近高架化
■京浜急行電鉄,京成電鉄,都営浅草線,新京成電鉄,北総鉄道,芝山鉄道ダイヤ改正
■いすみ鉄道で急行形キハ28お披露目 いすみ鉄道は大多喜駅で「お帰りなさい!国鉄形ディーゼルカー『キハ28』」を開催,JR西日本から購入したキハ28を公開した.12月運転開始予定.
10月22日
■西武が石神井公園駅周辺の開発計画発表 高架化によって創出されたスペースを活用,街の魅力アップを図る.2015年度完成予定.
10月23日
■北海道新幹線津軽蓬田トンネル貫通し新青森─新函館間の掘削工事完了 新青森─新函館間12本のトンネル全ての掘削工事が完了.
■近畿日本鉄道「あべのハルカス」上棟式
10月24日
■JR東海,JR西日本,JR九州が台湾高速鐵路とPR活動など協力で合意 4社の会長が名古屋市内で会合を開き,新幹線や超電導リニアなど高速鉄道システムの海外展開について,PR活動などを協力して進めることで同意した.
10月27日
■JR北海道ダイヤ改正 札沼線桑園─北海道医療大学間の全列車電車化に伴うダイヤ改正を実施.733系・735系電車18両を追加投入,新千歳空港への直通運転も上下1本設定.
■東武鉄道に展望列車634形「スカイツリートレイン」登場
■名鉄犬山線布袋駅高架化工事で下り仮線に 下り線約1.8kmを仮線に切り替えて運行開始.今後は現行の下り線跡地に上りの仮線を建設した後,本線の高架化工事を始める.
10月30日
■JR東日本がグループ経営構想を策定 グループ経営構想「グループ経営構想V(ファイブ)~限りなき前進~」を策定,新たなコンセプトワードとして「地域に生きる。世界に伸びる。」を設定した.
■JR東日本 山手線ホームドア整備計画を2年前倒しすると発表
■JR西日本・近畿車輛が自己充電型バッテリー車両「Smart BEST」の走行試験を開始
10月31日
■JR東日本 京葉線防風柵が完成し使用開始 京葉線潮見─葛西臨海公園間,二俣新町─南船橋間の防風柵が完成,使用開始.

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2012年9月のメモ帳

9月1日
■JR西日本 赤穂線が全通50周年 播州赤穂駅と岡山駅でセレモニー開催.
9月3日
■JR北海道江差線(木古内―江差間)2014年春廃止へ
9月4日
■JR東日本・西日本が北陸新幹線用新形車両 「E7系,W7系」を共同開発すると発表
■JR東日本が新宿駅東西自由通路工事について発表 同駅地下1階で東西自由通路の工事を今月下旬に開始すると発表.完成は2020年頃の見通し.現在の北通路(幅17m)を25mに拡幅し,改札位置を変更するなどして自由通路化.事業費115億円は,JR東日本,新宿区,国が3分の1ずつ負担.
9月5日
■京王線信号故障,2時間半運休 4時半頃京王線調布駅構内で信号系統の故障が発生,安全確認のため井の頭線を除く京王線全線で始発から約2時間半運転を見合わせた.約7万人に影響した.
9月7日
■仙台臨海鉄道仙台港―仙台北港間運転再開 仙台臨海鉄道は東日本大震災で被災した仙台港─仙台北港間(1.2km)の営業運転を1年6カ月ぶりに再開し石油列車の運行を始めた.
9月8日
■JR九州「あそぼーい!」熊本─宮地間で通常運転に 7月の九州北部豪雨による被害の影響で博多─肥薩線人吉間で臨時運転を行っていた特急「あそぼーい!」が豊肥線熊本─宮地間で通常運転再開.
■万葉線に「ドラえもん電車」登場 「ドラえもん」をデザインした路面電車が作者の故藤子・F・不二雄氏の故郷高岡市の万葉線で運転開始.2013年8月31日まで運転する.
9月10日
■JR九州が豊肥線宮地─豊後竹田間2013年8月末復旧へ
9月11日
■国土交通省人事 辞職した宿利正史国土交通事務次官の後任に佐藤直良技監(59歳,東京工大院修了)が就任.久保成人鉄道局長は官房長に転出し後任には瀧口敬二総合政策局次長(57歳,東大卒)が就いた.
■JR江差線で貨物列車が脱線 19時29分頃,JR北海道江差線釜谷─泉沢間で函館貨物発仙台貨物ターミナル行き貨物列車(高速貨2050列車,機関車1両+コンテナ貨車20両)が走行中に脱線,けが人はなかった.この事故で「スーパー白鳥」など特急・急行7本を含む15本が運休した.
9月12日
■総合車両製作所が海外向けステンレス車両のブランド名を「Sustina(サスティナ)」に
■仙台臨海鉄道が仙台港駅構内で石油製品の鉄道輸送再開式 同臨海本線仙台北港駅とJX日鉱日石エネルギー仙台製油所専用線の復旧工事が完了,タンク貨車による輸送が再開された.
9月14日
■JR江差線が運転再開
9月17日
■琴電が100周年記念映画をPR,ラッピング電車運転 高松琴平電気鉄道は香川県などと共同で,同社100周年を記念して制作された映画「百年の時計」(金子修介監督)をPRするラッピング電車の運転開始.2013年8月上旬まで運転.
9月18日
■大雨で東海道新幹線30本運休,約10万人に影響 岐阜羽島─米原間で雨量計が規制値を超えたため,東京─新大阪間の上下線計30本が運休し,約10万2,000人に影響が出た.
9月19日
■JR九州クルーズトレイン「ななつ星in九州」2013年10月15日から運転
■JR九州ICカード「SUGOCA」がエリア拡大 12月1日から利用エリアを福岡・北九州都市圏,佐賀地区から長崎,大分,熊本,鹿児島地区に拡大すると発表.使用可能駅は272駅となる.
9月21日
■JR東日本が久留里線にキハE130形導入
■JR東日本が水戸線2駅舎を建て替え 水戸線稲田駅と福原駅を新駅舎に建て替えると発表.両駅とも2013年春使用開始予定.
9月22日
■JR東日本 只見線会津坂下─会津川口間タブレット閉塞終了
9月24日
■豪雨で土砂崩れ,京急線で脱線事故32人負傷 23時58分頃,横須賀市の京浜急行線追浜─京急田浦間で,下り特急列車(三浦海岸行き8両編成,乗客約700人)1~3号車がトンネル手前で崩れた土砂に乗り上げ脱線.この事故で乗客31人と運転士がけが.
■JR西日本とスペイン国鉄などが連携協定締結 JR西日本とスペイン国鉄(Renfe:Red nacional de los Ferrocarriles Espaoles),スペイン鉄道インフラ管理機構(Adif:Administrador de Infraestructuras Ferroviarias)の3社は,マドリードで連携協定締結の調印式を行った.
9月26日
■JR東海「N700A」を2013年2月8日から営業運転を開始すると発表
■京阪が大津線100周年を記念して600形を特急色塗装に
9月27日
■JR東日本 常磐線駒ケ嶺─浜吉田間 2014年春工事着工へ
■京急が全線で運転を再開
9月28日
■近畿日本鉄道 新形観光特急「しまかぜ」が2013年3月21日にデビューすると発表
9月29日
■JR東日本新幹線ダイヤ改正
9月30日
■小田急新宿駅で可動式ホーム柵使用開始 小田急電鉄は30日初電から新宿駅地下急行ホーム(4,5番線)で可動式ホーム柵の使用を開始した.

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2012年8月のメモ帳

8月1日
■東京スカイツリー来場者100万人突破 5月22日の開業以来72日目での達成.
■交通統計研究所「鉄道資料館」リニューアル
8月2日
■JR東日本武蔵野線がポイント故障で約10時間区間運休 3時20分頃,武蔵野線南越谷駅構内でポイント10カ所が動かなくなり,始発から15時まで約10時間にわたり南浦和─吉川美南間(18.1km)で上下線とも運転を見合わせ,約11万人に影響.
8月3日
■JR北海道10月27日ダイヤ改正の概要を発表 札沼線札幌─北海道医療大学間の列車がすべて電車化することに伴うダイヤ改正.同区間で10本増発,所要時間短縮,快速「エアポート」の乗り入れなど.千歳・室蘭線の増発も.
■JR西日本「スーパーはくと」にイラスト列車 鳥取県内で開催する「国際まんが博」(8月4日~11月25日)に合わせて.3年間運行予定.
■スイカ,パスモ電子マネー一日300万件を突破 JR東日本,PASMO協議会,パスモの3者は,「Suica」「PASMO」の電子マネー利用件数が7月26日に一日あたり300万件を突破し7月の利用件数も7,500万件を突破したと発表.
8月4日
■近鉄「伊勢志摩ライナー」新装23000系運転開始 全面リニューアルのうち1編成が完成し営業運転を開始.
■南海線北助松─忠岡間(約2.4?km)下り線高架が完成 南海電気鉄道と大阪府,
泉大津市が進めていた南海本線(泉大津市内)連続立体交差事業の下り線高架化が完成し使用開始した(上り線の高架化は2008年).踏切の除去は8カ所.
8月5日
■JR東日本 藤野駅新駅舎使用開始 中央線藤野駅の新駅舎を始発から使用開始.
8月6日
■嵯峨野観光鉄道が運転再開 7月15日の集中豪雨で不通となっていた嵯峨野観光鉄道(トロッコ嵯峨─トロッコ亀岡間7.3km)が運転再開.
■名鉄犬山線100周年で記念イベント 犬山9時51分発中部国際空港行きミュースカイの発車に合わせ記念発車式を開催.
8月9日
■女川町の石巻線女川駅付近復旧案 東北運輸局で「JR仙石線・石巻線復興調整会議」を開催,宮城県女川町から女川駅付近の復旧案が示された.女川駅の位置は従来より約150m浦宿寄り(内陸側),駅周辺はかさ上げが行われ海抜11mとなる.JR東日本はこの案をベースに浦宿─女川間の鉄道復旧について検討する.
8月12日
■「SLばんえつ物語号」定期運行1000日記念セレモニーを新津駅で開催
8月14日
■近畿地方豪雨でJR各線被害35万人に影響 13日夜から14日朝にかけて近畿地方を襲った豪雨で,JR東海道線,奈良線,関西線,和歌山線などの各線で線路の冠水,陥没,土砂流入などが発生,計1,100本が運休し約35万人に影響が出た.
8月16日
■鉄道友の会「島秀雄記念優秀著作賞」発表 2012年「島秀雄記念優秀著作賞」定期刊行物部門で,『鉄道ピクトリアル』2011年5,6月号(No.848,No.849)「岐阜地区の進駐軍輸送の実態を探る(渡利正彦著)」が受賞.
8月18日
■九州新幹線長崎ルート諫早─長崎間(21km)着工
8月19日
■北陸新幹線金沢─敦賀間(125.2km)着工 〇京王地下3駅使用開始 京王電鉄の京王線調布,布田,国領各駅付近の地下線への切替工事が作業員約3,000人を動員し無事未明に完了,計3.7kmの地下区間(柴崎─西調布2.8km,調布─京王多摩川0.9km)での運行を開始した.踏切の除去は18カ所.
8月20日
■JR旅客6社利用状況は夏期・お盆とも5%増
■JR東日本気仙沼線柳津─気仙沼間BRTで仮復旧 バス高速輸送システム(BRT)により柳津─気仙沼間(55.3km)の暫定運行が始まった.専用道は陸前階上─最知間(2.1km)で他の区間は一般道を走る.同社は他の2区間計4.2kmの工事を開始しており最終的には柳津─気仙沼間の6割程度に専用道を整備する方針.
8月21日
■京王が大手民鉄で初めて全営業列車VVVF化 京王電鉄は,9月7日から全営業列車がVVVFインバータ制御電車となると発表.
8月24日
■JR6社が秋の季節・臨時列車計画を発表 今秋(10月1日~11月30日)の臨時列車運転計画を発表.増発本数は新幹線2,970本(前年比142%),在来線特急・急行2,383本(同89%)の計5,353本(113%)で東日本大震災前とほぼ同水準.
8月25日
■北海道新幹線新函館─札幌間(211.7km)着工
8月27日
■JR東日本が2014年度の山手線ホームドア整備計画を発表
8月28日
■JR九州「ゆふいんの森」通常運転再開 久大線は7月の豪雨災害で,うきは─日田間で橋梁の橋脚沈下や築堤崩壊などが発生し一部不通となっていたが25日全線復旧,同線の一部区間で臨時運転を行っていた特急「ゆふいんの森」(博多─大分・別府間)が28日から通常運転を再開した.
8月30日
■近鉄「あべのハルカス」ビル日本一に 近畿日本鉄道が大阪阿部野橋駅直上で建設を進める超高層複合ビル「あべのハルカス」(地上60階建て)が,最終的な高さとなる300mに到達した.横浜ランドマークタワー(296m)を抜いてビルとして日本一となった.2014年春全面開業予定.

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2012年7月のメモ帳

7月1日
■JR西日本が和歌山車掌区・電車区新設 和歌山列車区の車掌,運転士部門を分割し和歌山車掌区と電車区を新設.
■土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線開業10周年
7月2日
■川崎重工業地上蓄電設備「BPS」をJR東日本と共同で実証運用開始 川崎重工業は同社が開発した鉄道システム用地上蓄電設備「BPS(Buttery Power System)」を,JR東日本青梅線古里変電所に設置し同社と共同運用を開始したと発表.
7月3日
■JR東日本が首都圏など耐震補強強化実施を発表 2,000億円を追加投資し首都圏・南関東エリア,仙台エリアを中心に耐震補強対策を実施すると発表.首都圏直下地震に備え盛土,電化柱などの耐震補強,駅・ホームの天井・壁の落下防止などの対策,東日本大震災を踏まえた駅舎・新幹線電化柱などの補強,震災時の通信機能強化などに取り組む.
■JR東日本が中央線神田─御茶ノ水間高架下開発と,旧万世橋駅遺構整備について発表 開業時期は2013年春以降,遺構部分は同年夏を予定.
7月5日
■京阪旧3000系来春引退へ 京阪電気鉄道は,日本で初めてカラーテレビを搭載した「テレビカー」として知られる旧3000系(現8000系30番代)を来春引退させると発表.同車両は1971年から58両製造,長く京阪特急の主力として活躍した.
7月6日
■JR東日本が9月29日新幹線ダイヤ改正について発表 山形新幹線「つばさ」は併結する東北新幹線7往復をE4系からE2系に変更し全16往復を275km/hに速達化(最速達列車で3分短縮).東北新幹線はE5系新型車両を5編成追加投入し「はやて」15往復中11往復をE5系で運転.上越新幹線はE1系をE4系に置き換え輸送力を増強.
7月7日
■信楽高原鐵道が開業25周年で式典開催
7月8日
■千葉都市モノレール新形車両運転開始 「URBAN FLYER」0形が営業運転を開始し千葉駅で出発式.2014年度までに4編成を投入する.
7月9日
■JR西日本,近鉄,京阪がイコカ連絡定期券を拡大 3社線連絡やJRと近鉄,近鉄と京阪にまたがるICカード「ICOCA」連絡定期券サービスを2012年12月頃から開始すると発表.また,近鉄がICOCAやICOCA定期券の発売も始める.
■近鉄と阪神がIC連絡定期券サービスを開始すると発表 12月頃から開始する予定.阪神なんば線経由の定期券が対象.
7月10日
■横浜に「原鉄道模型博物館」開館
7月11日
■JR貨物 新形直流電気機関車EF210形301と新形交流電気機関車EH800形901を製作すると発表)
7月12日
■「九州北部豪雨」,新幹線も止まる 熊本,大分両県で死者計18人,計3万3,000所帯に避難勧告が出された.JR九州は九州新幹線の熊本─鹿児島中央間などで一時運転を見合わせた.
7月14日
■豪雨の影響でJR九州豊肥,久大,日田彦山,肥薩線で大きな被害,一部不通に 各線で橋梁損壊,土砂流入,路盤流失などが発生.特に被害の大きい豊肥線では76カ所で橋梁損壊などが発生した.11~14日の九州北部豪雨による死者は,福岡・熊本・大分の3県で計30人(7月22日現在).
7月15日
■流鉄「青空」が引退 千葉県の馬橋─流山間を走る流鉄の2000形電車「青空」がこの日のさよなら運転(全線を10往復)を最後に引退した.
7月18日
■JR東日本 気仙沼線で8月20日からBRT(バス高速輸送システム)を暫定運行開始すると発表
7月20日
■小田急がラッピング電車「F-Train?」ドラえもん電車運転開始
■青函トンネルで運転士が耳栓使用に運輸局がJR北海道に警告
7月22日
■東京スカイツリー開業2カ月で1千万人突破 東武鉄道は,開業2カ月を迎えた「東京スカイツリータウン」の累計の入場者数が21日までに約1,029万人になったと発表.
7月23日
■日本機械学会「ステンレス鋼製車両群(東急5200系と7000系)」と「吉野山ロープウェイ」を機械遺産に認定
7月24日
■東京地下鉄副都心線・東武東上線・西武有楽町線・池袋線と東急東横線・横浜高速みなとみらい線が2013年3月16日から相互直通運転開始
■JR貨物石巻港駅で復旧工事の安全祈願祭 工事は9月末までの完成を目指し,10月中に鉄道輸送を再開予定.同駅から分岐する日本製紙石巻工場専用線は来春の輸送再開を目指す.
7月25日
■JR東海N700A(N700系1000番代)のデザインと第1編成が8月に完成すると発表
■日立製作所が英国の車両新造受託,27年半の保守業務も 日立製作所は英国運輸省との間で,同国都市間高速鉄道の596両の車両新造と27年半にわたる車両保守業務を受託することで合意,契約を締結した.総事業費は45億ポンド(約5,500億円).
7月28日
■JR東日本が郡山─福島間で「SLふくしま復興号」運転 往路はC61 20が旧形客車5両,復路はED75が旧形客車とC61を牽引した.C61が福島県内を走行するのは45年ぶり.29日も.
7月30日
■JR四国・JR西日本ICOCAサービスを香川県内13駅に導入すると発表 サービス開始時期は2014年春以降.高松,坂出の2駅では3月から同サービスを開始している.

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2012年6月のメモ帳

6月1日
■JR北海道 札沼線(学園都市線)桑園─北海道医療大学間電化使用開始 新製の733系18両をアルミ製735系6両とともに投入し同線列車の7割を電車化,10月には733系18両を追加投入し全面電車化.札幌─石狩当別間で9分の短縮.
■JR西日本 近畿統括本部が車両部門の組織改正 JR西日本は吹田工場を総合車両所とするなどの組織改正を実施.森ノ宮,奈良,日根野各電車区の検修部門を分離し,京都総合運転所とともに吹田総合車両所の支所とした.これにより吹田総合車両所は大阪環状線など約1,800両,網干総合車両所は東海道線など約1,700両の検修業務を担当することになった.
6月4日
■野田佳彦再改造内閣発足,新国土交通大臣に羽田雄一郎氏 前田武志氏は退任,羽田雄一郎氏(44歳,民主党参議院長野県選出,当選3回,海洋政策担当大臣を兼任)が就任した.
6月5日
■JR東日本が融雪水による災害予測を計る水量推定手法と融雪熱量温度計を開発 冨田社長は会見で,計測可能な気象観測データから融雪水量を推定する手法と,日射量や気温を1つの簡易なセンサーで評価できる融雪熱量温度計を開発したと発表.只見線沿線の4カ所に既に設置し2月から5月にかけて試行している.今後は試行箇所を増やしてさらに検証を進めていく.
6月7日
■JR東日本が只見線只見─大白川間復旧工事着手へ 昨年7月の豪雨災害で不通になっている只見線会津川口─大白川間(48.4km)のうち,只見─大白川間(20.8km)につき復旧工事に着手すると発表.
6月11日
■国土交通省 福岡市の地下鉄七隈線延伸申請許可
6月13日
■JR西日本が175駅に公衆無線LANを来年末までに整備 山陽新幹線全18駅や在来線の約175駅で,2013年度末までに整備すると発表.これによりタブレット端末を用いて列車の時刻や運行状況などを案内できるようになるほか,災害時における情報収集手段の多様化も図られる.
6月14日
■JR東海が今夏の節電対策発表 中部,近畿両運輸局からの要請を受け,7月2日~9月7日の節電対策を発表.列車本数や車両数は削減せずに,駅や車内のきめ細かい温度調節や照明の減灯などを行う.エレベーターやエスカレーターは利用者に配慮してすべて稼働する.新幹線ではN700系の増備で2010年比で約6%,在来線では313系の増備によって約1.5%の節電効果を見込む.
6月15日
■JR貨物社長に田村副社長就任 小林正明代表取締役社長は取締役会長に,田村修二副社長・事業開発本部長(63)が代表取締役社長に就任することを羽田国交相が閣議報告.就任は株主総会開催の22日.
■近鉄23000系特急「伊勢志摩ライナー」を全面リニューアルすると発表
6月16日
■JR東日本長野支社 松本駅開業110周年でセレモニー 前日の15日に110周年を迎えた松本駅において,セレモニーと臨時快速列車「北アルプスNODOKA号」の出発式などを開催.
6月19日
■台風4号が列島を直撃し各地で運転見合わせ 8年ぶりの6月の台風4号は17時過ぎ和歌山県南部に上陸し北東へ進み,神奈川県山北町で観測史上最大の1時間81ミリの雨量を観測した.関東,東海,近畿など13都県で31万戸が停電,27人が負傷した.首都圏でも東海道線,埼京線,山手線や複数の私鉄が運転見合わせ,強風と停電の影響で東海道新幹線と東北新幹線が一部区間でストップ.JR東海は東京駅で新幹線車両を宿泊用に開放した.
6月21日
■九段下駅で壁撤去工事を報道公開 都営地下鉄新宿線と東京地下鉄半蔵門線の九段下駅で,両線ホームを隔てる壁の撤去工事を報道公開.2013年3月までに壁の4割程度を撤去し,両線の乗り換えの利便性が向上する.
6月22日
■JR東日本が常磐緩行線にCBTC導入検討 JR東日本は常磐緩行線(綾瀬─取手間)に無線を利用した列車制御システム(CBTC=Communication Based Train Control)を導入する検討を始め,鉄道事業本部に「首都圏輸送システム変革戦略プロジェクト」を新設,導入に関心のある国内外の会社に対し関心調査と資料提供を招請した.2013年12月末までに依頼する会社を選定する予定.
6月23日
■東北新幹線開業30周年で記念号運転やイベント開催 JR東日本は東北新幹線大宮─盛岡間開業30周年を記念して,開業時と同塗色の200系車両を使った「東北新幹線大宮開業30周年記念号」(やまびこ235号)大宮発盛岡行きを運転した.合わせて大宮,盛岡など8駅で記念イベントを開催した.
6月25日
■南海電気鉄道が夏の節電策発表 南海線,高野線で一部列車の車両数削減(「サザン」など8両から6両に)や駅施設の一部消灯など.
6月28日
■JR東海が東海道新幹線車両基地の耐震補強工事を実施 大井車両基地,三島車両所,名古屋車両所,鳥飼車両基地の4カ所で,6月中に着手し2015年度末までに終了予定.
■JR西日本が今夏の「電力需給逼迫警報発令時」に一部列車運休 7月2日~9月7日の間,警報発令時に琵琶湖線・京都・神戸線の新快速の一部を運休すると発表.
6月29日
■国土交通省が整備新幹線未着工3区間の工事実施を認可

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2012年5月のメモ帳

5月1日
■JR西日本会長に佐々木社長,真鍋副社長が社長に JR西日本は,佐々木之代表取締役社長(65)が取締役会長に,後任に真鍋精志代表取締役副社長(58)が昇格した.倉内憲孝会長(76)は取締役に就任.
■西武鉄道社長に若林氏 西武鉄道代表取締役社長に伊豆箱根鉄道社長の若林久氏(静岡県出身,63歳)が就任,後任の伊豆箱根鉄道代表取締役社長に中村仁同社取締役(51歳)が就任.
5月2日
■近畿車両 米・ロス郡路面電車470両の受注内定 近畿車両はアメリカ ロサンゼルス郡都市交通局から路面電車車両(LRV)470両の受注が内定したと発表.総額9億ドル(約720億円)で2014年から2020年にかけて納入する.また,核となる車両組立工場をアメリカ西部に建設することも決定.
5月4日
■JR武蔵野線で線路下が陥没 10時50分頃,武蔵野線南越谷─越谷レイクタウン間の下り線で線路下が約20cm(直径70cm)陥没しているのを発見.この影響で上下線16本が区間運休,14本が最大50分遅れて3万1千人に影響した.
5月7日
■JR旅客6社ゴールデンウイーク期間中の輸送概況を発表
■旧ふるさと銀河線で1.6km運転体験開始 旧北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の一部路線を活用している「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」で,日本最長となる1.6kmの区間で運転体験事業が開始された.これまでの旧陸別駅構内500mを走る「Lコース」に加え「銀河コース」を新設.Lコース体験者の18歳以上に限り,りくべつ鉄道の運転士が同乗し1回2往復(6.4km)で3万円.完全予約制となっている.
5月8日
■JR東日本がスマートグリッド技術の適用を検討していると発表 鉄道電力システムへの適用を検討していると発表.回生電力の有効利用や太陽光発電の効果的導入,スマートメーターによる自動節電で,5月末から青梅線で電力貯蔵システムの基礎試験を行うほか,2012年秋完成予定の千葉支社ビルや常磐線でもフィールド試験や実用化を進める.
■JR北海道3月期決算5期ぶり増収 単体は672億円と前期を4億円下回ったが関連事業の売上が伸びた.
5月9日
■JR北海道 石勝線新夕張─夕張間12日ぶり運転再開 4月27日,同線鹿ノ谷─夕張間で約50mにわたり土砂崩れが発生し運休していた.
5月10日
■JR貨物3月期決算 2期連続の経常黒字 大震災・台風・大雪など自然災害が響いて2期ぶりの減収となったが,コスト圧縮に努め2期連続で経常黒字を確保した.
■JR西日本が近畿車両と業務提携契約締結 人事交流や新形車両の共同開発に取り組む.
■京葉臨海鉄道から仙台臨海鉄道へ機関車の譲渡,引渡式開催 東日本大震災でディーゼル機関車が被災した仙台臨海鉄道に,京葉臨海鉄道がKD55 105を譲渡,仙台港駅で引渡式を行い,同車はSD55 104となった.
5月14日
■小田急箱根HDが箱根エリアに大規模投資 小田急箱根ホールディングスは2014年春までに,箱根登山鉄道に新形車両3000形(仮称)2両投入や大涌谷など既存の駅舎と温泉施設のリニューアル等を発表.総費用約35億円.
5月16日
■日本民営鉄道協会 大手民鉄16社の平成24年3月期決算概況および鉄軌道輸送成績を発表)
5月18日
■JR旅客6社 夏の臨時列車運転計画を発表 JR旅客6社が夏季(7月1日~9月30日)の臨時列車運転計画を発表.増発本数は新幹線4,890本(前年同日比139%),在来線特急・急行5,877本(同99%)の合計10,767本(113%).定期列車を含めた総本数は221,280本(100%).
5月19日
■JR北海道室蘭線登別─室蘭間で37年ぶり蒸気機関車列車運転 19,20日に室蘭線登別─室蘭間で,「SLみなと室蘭140周年号」を運転.室蘭線は国内最後の1975年まで蒸気機関車列車が営業運転した路線.
■JR東日本 中央線武蔵小金井駅新上り線切替工事を実施
■JR東日本小山新幹線車両センターで「東北新幹線大宮開業30周年記念基地まつり」開催
■JR東日本 佐倉,銚子運輸区を新設
5月21日
■JR東日本が気仙沼線陸前階上駅付近─最知駅付近でBRT工事に着手
5月22日
■「東京スカイツリータウン」グランドオープン 自立式電波塔としては世界一の高さ634mを誇る東京スカイツリー(墨田区)が開業した.
5月23日
■JR西日本が大地震発生に備え耐震補強,津波対策の強化を発表 東海・東南海・南海の巨大地震発生に備え,山陽新幹線と在来線の高架橋,駅舎などの耐震補強や紀勢線の津波対策を進めると発表.投資額は施工中を含め約1,000億円.
5月27日
■JR東日本 東京駅丸の内駅舎を報道公開 2007年5月の保存・復原工事の着工から5年,赤れんがの外壁や南北のドーム部分がほぼ完成し6月3日から駅施設を順次使用開始,10月全面開業予定.
■JR西日本奈良線長池駅橋上駅舎が使用開始 前日の26日には駅南北を結ぶ自由通路も完成している.
5月28日
■JR九州が豪華寝台列車「ななつ星in九州」について発表
5月29日
■鉄道友の会ブルーリボン賞にE5系,ローレル賞にHD300形

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2012年4月のメモ帳

4月1日
■三陸鉄道 陸中野田─田野畑間運転再開 北リアス線陸中野田─田野畑間(24.3km)が運転を再開し田野畑駅で記念式典挙行.
■十和田観光電鉄廃止 十和田市─三沢間14.7kmが廃止された.
■長野電鉄屋代線廃止 屋代─須坂間24.4kmが廃止された.
■国土交通省鉄道局が組織再編 「都市鉄道政策課」「鉄道事業課」「国際課」を新設した.
■新駅開業 南海電気鉄道南海線孝子─紀ノ川間に新駅「和歌山大学前」(和歌山市中575番地)が開業.南海電気鉄道100番目の駅で,平日1日あたり上下計急行35本,区間急行26本などが停車する.
■南海全駅でナンバリング導入 NKの文字と南海線,空港線は01~45,高野線,鋼索線は51~87を表示.同社と相互直通する泉北高速鉄道もSBと01~06を表示.同社グループの阪堺電気軌道も3月下旬から同様のサービスを開始している.
4月2日
■新京成電鉄ダイヤ修正
■鉄道博物館が来館者500万人を達成
■JR東日本グループ「総合車両製作所」発足
■海外鉄道コンサルティング事業の「日本コンサルタンツ(JIC)」が営業開始
4月3日
■列島暴風雨で各地で列車止まる JR瀬戸大橋線では,岡山発高松行き「快速マリンライナー」(5両編成)が瀬戸大橋上で約7時間半停止し乗客175人が閉じ込められた.東北,上越,山形新幹線は計18本が運休,山陽新幹線は一時全線で運転見合わせ,東海道新幹線も断続的に運転を見合わせた.
4月5日
■仙台臨海鉄道が再開式 臨海本線仙台港駅と仙台埠頭線仙台埠頭駅の復旧工事完了を受け,仙台港駅コンテナホームで鉄道輸送再開式を開催.
4月7日
■JR東日本が仙石線多賀城駅付近下り線切替工事 7日夜から8日早朝にかけて,仙石線多賀城地区連続立体交差事業に伴う多賀城駅付近の下り線切替工事を行った.
2009年11月に上り線が高架化,今回の工事で地上の仮線を使用していた下り線が高架化,多賀城駅付近の4カ所の踏切が廃止された.
4月10日
■JR東日本が新幹線E6系,埼京線・横浜線E233系を新造すると発表
4月11日
■東京地下鉄銀座線1000系営業運転開始
4月12日
■JR東日本が2012年度設備投資計画を発表 老朽施設の取り換えなど過去最高の3,950億円 東日本大震災発生に伴い昨年度抑制された鉄道の老朽設備取り換えや東北新幹線320km/h化への取り組みなど,過去最高の3,950億円.秋田新幹線も新型E6系を投入し300km/h運転を開始,在来線でも東海道線,宇都宮線,高崎線へのE233系の投入,品川駅折り返し設備・車両基地の整備など.
■JR東日本が東北縦貫線開業1年延期を発表 常磐,東北,高崎線の3路線を上野から東京駅まで延ばし東海道線と直結させる「東北縦貫線」に関し,2013年度中とした開業予定を約1年延期し2014年度中とすると発表.東日本大震災の影響による工事の遅れが原因.
4月19日
■JR西日本がホームページで遅延証明書発行 京阪神エリアの21の主要線区を対象に,朝時間帯列車の遅延証明書をホームページで発行するサービスを5月11日から開始すると発表.
4月20日
■東武「とうきょうスカイツリー駅」改良工事完了 東武鉄道伊勢崎線「とうきょうスカイツリー駅(旧業平橋駅)」が,コンコースを10倍以上の700平方メートルに拡げ,改札口・階段増設,エスカレーター新設,地域冷暖房システムを導入するなどの改良工事が完了し記念セレモニー開催.
4月21日
■東海地区で「トイカ」と「マナカ」相互利用スタート JR東海のIC乗車券「TOICA」と名古屋市交通局や名古屋鉄道など6事業者が参加する「manaca」の相互利用サービスを開始し名古屋駅でセレモニー.東海エリアの交通機関の乗り継ぎが便利に.
4月23日
■JR東海が東海道新幹線「地震防災システム」強化を2013年7月までに完了へ
■JR東日本と東松島市が「仙石線復旧に関する覚書」締結
■JR東日本,福島県,同県新地町が「常磐線復旧の覚書」締結
4月25日
■JR西日本東海道線岸辺駅橋上駅舎完成
4月26日
■東急「渋谷ヒカリエ」開業 東京急行電鉄は,渋谷駅北側に商業施設やオフィスなどで構成する複合ビル「渋谷ヒカリエ」(地上34階,地下4階建て,高さ182.5m)をオープン.「日本一訪れてみたいまち渋谷」を目指す東急グループの基幹プロジェクトで,約200店舗のテナント,劇場,オフィスからなり渋谷駅と直結する.
■JR北海道江差線で貨物列車が脱線 6時12分頃,函館線五稜郭駅で広島貨物ターミナル発札幌貨物ターミナル行き貨物列車の車軸付近から火花が出ているのを駅員が発見,約30km手前の江差線釜谷駅構内で枕木などに脱線跡が見つかった.同社は線路点検のため同線上磯─木古内間を終日運転見合わせ,特急26本などが運休し3,500人に影響.
4月29日
■元JR東海社長須田寛氏に旭日大綬章 春の叙勲で,元JR東海初代社長などを歴任した須田寛氏(81)が旭日大綬章を,元JR四国社長の伊東弘敦氏(79)が旭日重光章を受賞した.

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2012年3月のメモ帳

3月1日
■JR四国「アンパンマントロッコ」高松駅で出発式開催,東北に向け出発
■PASMO「マイページ・PASMO履歴照会サービス」一時停止
3月2日
■西武鉄道来年3月までに駅ナンバリングを導入すると発表
■東京スカイツリー竣工式開催
3月3日
■JR東日本が185系1編成を157系国鉄特急色に変更し運用開始
3月6日
■JR東日本が首都直下地震に備えた耐震補強に1,000億円を投入すると発表
■JR東日本の東急車輛事業継承新会社名は「総合車両製作所」 4月2日に100%子会社化する新社名を「総合車両製作所」(Japan Transport Engineering Company=J-TREC)に決定したと発表.同日付で新社長には宮下直人同社常務・鉄道事業本部副本部長が就任する.資本金1億円,社員数約1,000人.
3月8日
■JR西日本山陽線広島─横川間に新駅「白島」を設置すると発表 JR西日本は広島─横川間に新駅「白島」を設置することを発表.新駅は広島から約1.8km,横川から約1.1kmの地点に設置.相対式2面(ホーム延長165m)で8両編成対応.総事業費は約20億円で,JR西日本の費用負担は約2億円を予定している.2015年春開業予定.新駅近くにはアストラムライン(広島高速交通)の新駅も同時期に開業し,連絡通路も設置される予定.
■西武鉄道所沢駅新橋上駅舎西口側部分使用開始
3月11日
■東日本大震災から1年,各地で追悼式典
3月12日
■JR九州が九州新幹線1年間の利用実績を発表 新線区間の博多─熊本間の1日平均利用者数は前年の在来線特急利用と比べ37%増の24,500人,熊本─鹿児島中央間は前年の九州新幹線実績と比べ65%増の14,000人.
3月13日
■九州新幹線で初の立ち往生,一時全線不通 16時頃九州新幹線久留米─筑後船小屋間で,新大阪発鹿児島中央行き「さくら557号」(8両編成)が緊急停止.全線で運転を見合わせた.同列車は自力走行ができなくなり,乗客約280人を乗せたまま約6時間立ち往生,後続列車に押され22時半過ぎ筑後船小屋駅に到着.この事故で上下計45本が運休した.
3月14日
■JR北海道が桑園─北海道医療大学間で6月から7割の電車化を発表
3月16日
■新幹線300系「のぞみ」ラストラン
■小田急3車種引退 ロマンスカーの10000形(HiSE)・20000形(RSE)と5000形が運行を終えた.新宿駅で記念セレモニー開催.
3月17日
■JRグループ,民鉄各社ダイヤ改正
■新駅開業 JR東日本武蔵野線吉川─新三郷間に吉川美南,JR東海東海道線幸田─岡崎間に相見が開業.
■JR東日本八戸線全線運転再開
■JR東日本仙石線陸前小野─矢本間,石巻線石巻─渡波間運転再開
■JR東海身延線全線運転再開
■JR東日本 綾瀬運輸区,我孫子運輸区を設立
■駅名改称 東武鉄道伊勢崎線業平橋が「とうきょうスカイツリー」に改称.また同時に,同線浅草・押上─東武動物公園間の路線愛称が「東武スカイツリーライン」に変更となった.
■JR東日本久留里線タブレット閉塞式から特殊自動閉塞式に変更
■新駅開業 南阿蘇鉄道 阿蘇白川─見晴台間に南阿蘇白川水源が開業.
3月18日
■JR東日本米坂線小国─坂町間運転再開
3月22日
■東京スカイツリー個人予約開始
3月23日
■JR東日本が管内120カ所の無人駅「名誉駅長」としてOBを配置 地域密着の駅づくりのため,4月1日以降,退職したOBを配置すると発表.
3月24日
■JR四国「アンパンマン列車」が石巻─仙台間で運行し石巻駅で出発式 JR東日本・四国・貨物が共同企画,7月8日まで各地で運行する.
■JR東日本内房線佐貫町─上総湊間防風柵使用開始
■JR東日本「秋田新幹線」15周年で記念号の出発式
3月26日
■国土交通省が北陸新幹線の工事変更を認可
3月27日
■JR東日本が山手線内全駅で公衆無線LANサービス開始 山手線内全36駅と中央線御茶ノ水─千駄ヶ谷間各駅.
3月29日
■JR東海が2012年度の設備投資計画発表
■JR東海 山梨リニア実験線延伸工事で10カ所のトンネルがすべて貫通したと発表
■JR四国と香川県が観光パートナーシップ協定締結 高松駅に「さぬき高松うどん駅」の愛称が付けられた.
3月30日
■JR西日本木次線出雲横田─備後落合間運転再開
■JR東日本が岩泉線の鉄道による復旧を断念せざるを得ないと発表
■阪急電鉄・長岡京市 京都線新駅名称決定 阪急京都線大山崎─長岡天神間に建設中の新駅の名称を「西山天王山」と決定.新駅は大山崎から2.5km,長岡天神から1.5kmの地点に設置.開業は2013年10月から2014年3月の間を予定している.
■阪神電気鉄道全駅でLED照明に切り替えると発表 全49駅の照明を2030年頃までにすべてLED式に切り替える.
■東武鉄道 竹ノ塚駅付近連続立体交差事業に着手
3月31日
■十和田観光電鉄営業運転最終日 青森県の十和田観光電鉄(十和田市─三沢間,14.7km)が営業運転終了,89年の歴史に幕を下ろした.
■長野電鉄屋代線営業運転最終日 長野県の長野電鉄屋代線(屋代─須坂間,24.4km)が営業運転を終了し90年の歴史に幕を下ろした.

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2012年2月のメモ帳

2月1日
■福島臨海鉄道全線再開 東日本大震災で不通となっていた宮下─小名浜間で営業運転を再開,泉─小名浜間全線でコンテナ輸送を開始した.
■三陸鉄道 野田村付近で北リアス線のレール敷設開始
2月2日
■国土交通省 旧国鉄の長期債務状況を公表 旧国鉄清算事業団から引き継いだ長期債務は,1998年度の24兆98億円から2010年度末時点で19兆791億円に減少.
2月4日
■JR東日本 仙石線陸前赤井駅新駅舎使用開始
2月6日
■ミャンマーへ譲渡のJR西日本キハ181系が下関港へ 8日も実施.
2月7日
■JR東日本・JR四国・JR貨物が3~6月に「アンパンマントロッコ」を被災地の9線区で運転 3社が3~6月に,東日本大震災の被災エリア9線区(常磐線,石巻線,気仙沼線,八戸線など)でJR四国の観光列車「アンパンマントロッコ」(キクハ32形とキハ185形の2両編成)を運転すると発表.団体専用列車として被災エリアの子供たちを無料で招待する.同車両がJR東日本管内を走行するのは初めてで,JR貨物は車両回送を担当.運転日は土曜・休日中心.
2月8日
■JR北海道 大雪で列車240本が運休 今冬最多の240本が運休し4万5千人に影響した.
■JR北海道 SL「冬の湿原号」と台湾の「CK124」SL列車が姉妹列車提携すると発表 
CK124は1936年C12形蒸気機関車として日本で製造,現在台湾鉄路管理局が保有する蒸機5両のうちの1両としてイベント時などに運転している.
2月9日
■東武鉄道伊勢崎線の浅草・押上─東武動物公園間の愛称を,3月17日から「東武スカイツリーライン」にすると発表
2月10日
■「復興庁」が発足
■JR北海道 札沼線石狩川橋梁付近の防風柵を増設し運転規制緩和
■JR東日本が千葉みなと─木更津間で「SL・DL内房100周年記念号」運転
2月12日
■JR東日本の首都圏7支社が防災情報システム(プレダス)を更新 JR東日本は,風速計や地震計などの観測データを指令に表示して運転規制を発令させる在来線用の「防災情報システム」(プレダス)を1990年導入後初めて更新し,首都圏7支社(東京,横浜,八王子,大宮,高崎,水戸,千葉)で使用開始した.装置構成とネットワークを二重化し信頼性を向上,サーバ技術を導入して今後のシステム拡大にも備えている.
■東武特急「スペーシア」リニューアル編成に東京スカイツリー・カウントダウンヘッドマーク掲出 開業100日前にあたる12日から掲出.
2月13日
■「いわてDC」でデビューするJR東日本盛岡支社ジョイフルトレインの愛称は「ジパング」
2月15日
■JR東日本社長に冨田副社長昇格 同社は取締役会で,4月1日付で清野智代表取締役社長が取締役会長に就任し,新社長に冨田哲郎副社長・総合企画本部長(1974年国鉄入社,東京都出身,60歳)が昇格する人事を決定.大塚陸毅取締役会長は相談役に就く.
■「トワイライトエクスプレス」編成が宮崎へ初乗り入れ JR西日本・JR九州は12~15日の4日間,大阪─札幌間で運転する寝台特急「トワイライトエクスプレス」車両を団体専用列車として新大阪─宮崎間で運転した.
2月16日
■JR貨物 石巻港─小牛田間は12月頃運転再開
■JR貨物が災害廃棄物輸送で仙台貨物タ─東京貨物タ間に専用コンテナ列車1本運転へ 災害廃棄物輸送の本格化に合わせ「専用コンテナ列車」1本を,早ければ5月の連休明けにも運転開始すると発表.
■JR東海が特別装飾の300系を大井車両基地で報道公開
■JR貨物がHD300形入換機関車の量産1号機使用開始
■JR東日本が蓄電池駆動電車システムの実用性確認の試験を小金井─烏山間で実施
■JR石勝線東追分駅構内で貨物列車が脱線 20時52分頃石勝線東追分駅構内で,釧路貨物発札幌貨物ターミナル行き貨物列車(16両編成)が安全側線に乗り上げ機関車とコンテナ車計5両が脱線,スノーシェルターの壁を突き破って停車した.運転士にけがはなし.この事故で同区間は不通となり,札幌─帯広,同─釧路間は特急72本を含む127本が運休,1万5千人に影響した.
2月17日
■北陸新幹線で協力・支援を国土交通省と新潟県が合意
2月23日
■JR東日本が185系1編成を157系国鉄特急色に変更し3月3日から運用すると発表3月3~4日に臨時特急「上州踊り子号」(高崎→伊豆急下田間,3日のみ),同「あまぎ号」(東京─伊豆急下田間),5日以降は特急「あかぎ」「草津」等で使用予定.
2月24日
■東京スカイツリー個人予約は3月22日開始と発表
2月25日
■JR東海が東京駅八重洲南口改札使用開始 2006年から進めていたJR東海東京駅設備改良計画につき八重洲南口の使用開始.同改札の新設で東海道新幹線の改札は合計5カ所となった.
2月29日
■首都圏・関東甲信地方に積雪,交通乱れる 未明から5~30cmの積雪があり東海道新幹線,首都圏JR各線や私鉄に一時運休や遅れが出た.
■東京スカイツリー完成
■富士急行6000系運転開始

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2012年1月のメモ帳

1月4日
■JR貨物が年末年始に石油列車を6年ぶり復活運転 JR貨物は12月31日~1月4日の5日間,近年の年末年始では運転していなかった臨時の石油列車を6年ぶりに運転した.根岸・川崎貨物・千葉貨物─東北線郡山貨物ターミナル,同宇都宮貨タ,高崎線倉賀野,中央線八王子間で上下42本を運転.
1月5日
■日本民営鉄道協会 大手民鉄16社の年末年始定期外旅客輸送実績を発表
1月6日
■JRグループ旅客6社が年末年始期間の輸送概況を発表
1月7日
■JR九州が博多発「A列車で行こう」出発式
1月10日
■JR東日本が仙台─石巻間下り直通快速運転開始 仙台発17時58分小牛田経由石巻着19時2分,所要時間64分.12月1日運転開始の平日朝の上りに続くもの.
1月11日
■福知山線脱線事故でJR西日本山崎前社長に無罪判決
1月13日
■野田改造内閣発足,前田武志国交相は留任
1月19日
■北海道が木古内─五稜郭間旅客鉄道維持方針を示す
1月20日
■JR旅客6社が春季の運行計画を発表 ゴールデンウイークを含む春季(3月1日~6月30日)の新幹線,在来線特急・急行の利用者は,大震災の影響を受けた前年同期と比べ119%の5,092万人と見込んだ.運行計画では,JR東日本は前年比99%の4,629本で,世界遺産平泉への利便性を高めるため一ノ関停車の東北新幹線「はやて」を増発.大宮発盛岡行きの夜行急行「平泉・いわて物語号」なども運転する.JR西日本・JR九州は相直新幹線「さくら」を73本増発するなど6社全体で前年比95%の11,197本となった.〇近鉄・阪神が3月20日ダイヤ改正を発表
1月22日
■JR東日本がATOSを武蔵野線29駅に導入
1月23日
■福島県で震度5弱,一時新幹線止まる 20時45分頃福島県沖を震源とする地震(浜通りで震度5弱,M5.1)発生.東北新幹線は安全確認のため一時運転を見合わせた.
■都心で今冬初めて積雪4cm,交通機関にも乱れ
1月24日
■雪の首都圏朝路面凍結などで600人以上けが,鉄道ダイヤも乱れ24万人に影響 JR中央線や京葉線などで運休や遅れが出て,約24万人に影響.
■十和田観光電鉄 鉄道事業休止届出書と鉄道事業廃止届出書を東北運輸局へ提出国土交通大臣に対し十和田観光電鉄線(十和田市─三沢間14.7km)の鉄道事業休止,廃止の届出を行った.休止予定期間は2012年4月1日~2013年1月31日,廃止予定日は2013年1月31日.
■JR九州 4月1日から福岡・北九州都市圏在来線133駅を全面禁煙にすると発表 小倉・博多駅ホームの喫煙ルームは残る.
1月25日
■JR東日本 日光線鶴田駅で有機薄膜太陽電池の駅導入を目指したフィールド試験を開始 2013年2月中旬までの予定.
1月26日
■国土交通省が沖縄都市モノレール首里─浦西間延伸を特許
■JR東日本が仙石線全線を2015年度中にも復旧か JR東日本は東日本大震災で不通となっている仙石線高城町─陸前小野間について,工事が順当に進んだ場合は,2015年度中にも全線復旧すると発表した.被害が大きかった陸前大塚─陸前小野間(6.4km)は500mほど内陸に移設,駅舎が被害を受けた東名,野蒜の2駅は新設する.100億円超の費用については引き続き国などに支援を求める.
■東京急行電鉄 2月上旬から駅ナンバリングを導入すると発表 路線ごとの略式アルファベット(東横線:TY,田園都市線:DT,目黒線:MG,大井町線:OM,池上線:IK,東急多摩川線:TM,こどもの国線:KD,世田谷線:SG)と駅番号の組み合わせで表示する.たとえば東横線渋谷がTY01,田園都市線中央林間はDT27となる.
1月27日
■国土交通省 交通政策審議会陸上交通分科会鉄道部会に整備新幹線小委員会新設,初会合
■JR四国が「マリンライナー」トラブルの再発防止策を発表 1月16日瀬戸大橋線で快速「マリンライナー」が立ち往生したトラブルにつき,JR四国が部品交換など再発防止策を発表.
1月28日
■山梨県東部で震度5弱,東海道新幹線など一時止まる 7時43分頃山梨県東部を震源とする地震が発生,富士河口湖町などで震度5弱,神奈川県,静岡県でも震度4を記録した.JR東海によるとこの地震で東海道新幹線新横浜─静岡間で停電が発生,一時上下線で運転見合わせ.その他富士急行全線,JR御殿場線全線が約1時間運転を見合わせた.
1月29日
■東北新幹線「はやぶさ」ブレーキトラブルで緊急停止し「はやて」を並べ乗客移動  
7時半頃,新青森発東京行き「はやぶさ4号」(10両編成)が北上駅付近で緊急停止し,JR東日本は後続の「はやて104号」を横付けして板を渡し乗客170人を乗り換えさせた.このため東北新幹線は上下5本が運休,約5,300人に影響した.
■JR東海のリニア・鉄道館が入館者100万人を突破
1月31日
■JR西日本湖西線近江舞子─北小松間の防風柵が完成し使用開始 同線ではすでに比良─近江舞子間で同様の柵が設置済み.

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