メモ帳

2024年6月のメモ帳

6月1日
■JR九州 九州新幹線博多─熊本間のインターネット限定割引きっぷ「九州ネット早特7」で価格変動制を本格導入
6月4日
■JR東日本 新たな中長期ビジネス長期戦略「Beyond the Border」の策定を発表 「Suicaの進化」による新たな「デジタルプラットフォーム」の構築を基盤に据えて,JR東日本グループの各種IDを統合,「Suicaアプリ(仮称)」を創出し,Suica経済圏の拡大を図る.10年後となる2033年度における「生活ソリューション」の営業収益(売上高),営業利益の倍増を目指す.
6月5日
■JR東日本・日本郵政・日本郵便・陽と人 「はこビュン」×「ゆうパック」でこだわりの農産物を輸送する実証実験を発表 化学肥料や除草剤不使用の桃と規格外の桃(福島県産)を「ゆうパック」と「はこビュン」が連携して輸送する実証実験で,7月16日から9月6日にかけて「やまびこ146号」(福島16:16発→東京17:48着)での輸送を実施予定.
6月6日
■JR東海 315系4両編成でのワンマン運転の実施計画を発表
■大井川鐵道 大井川本線・井川線のダイヤ改正 主な内容は,大井川本線は金谷・新金谷─家山・川根温泉笹間渡間を年間通して運転する電車列車の増発,運転日限定の準急電車の増発,快速急行・区間急行の運転時間見直しと停車駅見直し,きかんしゃトーマス号の運転区間延長,SLを1日3往復運転などで,井川線は運転時間の調整.
6月10日
■横浜駅みなみ東口地区の市街地再開発事業実施に向けた「横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合」が設立
6月11日
■JR西日本・JR貨物・日本電信電話・NTTアノードエナジー・パナソニック 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業に採択 兵庫県姫路エリアで検討してきた国内水素輸送・利活用などに向けた調査・検討について,助成事業に採択されたことを発表.事業期間は2024年度から翌年度にかけてで,水素需要の創出と効率的なサプライチェーンの構築に向けて取り組む.
6月12日
■JR東日本・日本郵政・日本郵便 2024年2月に締結した「社会課題の解決に向けた連携強化」を目的とした協定に基づいた取り組みの詳細を発表
6月13日
■JR東海・JR西日本 東海道・山陽新幹線の新幹線電気軌道総合試験車923形について老朽化のため検測走行を終了し引退を発表
6月14日
■JR東海 東海道新幹線N700S車両の3次車17編成を2026〜2028年度に追加投入すると発表
6月17日
■スルっとKANSAI協議会 QRコードを活用したデジタル乗車券サービス「スルっとQRtto」を開始
6月18日
■国土交通省 2024年版交通政策白書(令和5年度交通の動向および令和6年度交通施策)を公表
■国土交通省 2024年版「首都圏白書」(令和5年度首都圏整備に関する年次報告)を公表
6月19日
■JR西日本「第37回定時株主総会」開催
6月21日
■JR東海,JR九州「第37回定時株主総会」開催
6月22日
■運転再開 JR西日本山陰線長門市─人丸間および滝部─小串間.通学時間帯を中心に前記2区間で列車の運転を再開し,代行バスは一部を除き引き続き長門市─小串間で運行.
6月25日
■JR四国 「第37回定時株主総会」開催
■JR東海 東海道新幹線の電力設備を絶縁体としてコーティング碍子を2025年度から順次導入予定と発表
■京成電鉄・新京成電鉄 鉄道事業の合併認可
6月26日
■JR東日本中央線 ケーブル焼損による輸送障害発生 2024年6月26日午前8時41分頃,中央線御茶ノ水─四ツ谷間で乗務員が線路内発煙を認めたため,中央快速線と中央・総武緩行線は順次運転を見合わせた.その後,9時14分頃に消防による消火活動を行い鎮火したため,9時42分に全線で運転を再開したが,10時54分頃にレールと飯田町変電所を繋ぐケーブルで火花が発生していることを認めたため,再び中央快速線および中央・総武緩行線は再度運転を見合わせて設備の仮復旧作業を開始し,14時04分に作業が完了して全線で運転を再開した.原因はレールと変電所を繋ぐケーブルの一部で断線し,残りのケーブルに大きな電気が流れたことで,焼損に至ったと推定された.なお,6月28日早朝に当該設備の本復旧を完了した.
■JR貨物 「第37回定時株主総会」開催
6月27日
■JR西日本 高所重作業の鉄道設備メンテナンスで人型ロボットを活用した多機能鉄道重機の使用開始を発表
6月28日
■JR北海道 運賃改定の認可申請 2025年4月の実施を検討している運賃改定についての上限変更認可申請を国土交通省北海道運輸局に行った.
●長期運休区間(2024年7月8日時点)
〇JR九州肥薩線八代─吉松間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇くま川鉄道湯前線人吉温泉─肥後西村間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇JR東日本陸羽西線新庄─余目間 国道トンネル工事のため 
〇JR西日本山陰線人丸─滝部間・JR西日本美祢線厚狭─長門市間 令和5年梅雨前線による大雨のため
●令和4年の豪雨災害での運休区間など
【JR東日本】津軽線蟹田─三厩間,米坂線坂町─今泉間 
【大井川鐵道】大井川本線川根温泉笹間渡─千頭間

page top

2024年5月のメモ帳

5月7日
■JRグループ旅客6社 大形連休期間(4月26日〜5月6日)の輸送概況を発表
5月8日
■JR東日本 2024年夏以降に訪日外国人向けチケッティングサービスの利便性を向上させると発表
■JR東日本 走行列車の回生電力のエネルギーの有効利用を発表 “送る”のフェーズでは,き電電圧(列車が走行に使用する電気の電圧)を調整することで,回生電力(ブレーキ操作に伴い発生する電力)を有効利用する実証実験を,2024(令和6)年5月から横須賀線西大井─新川崎間で実施し,エネルギーの使用量を3%程度削減する.“ためる”のフェーズでは,電力貯蔵装置や回生インバータ装置を導入し,これまで有効利用できなかった回生電力の活用を推進する.今後,首都圏線区を中心に同様な取り組みを拡大,さらなる省エネに取り組む.
■JR東日本 5月から東京駅南通路周辺整備に着手を発表
■JR北海道・JR四国 2024年3月期決算を発表
5月9日
■JR九州 2024年3月期決算を発表
5月11日
■JR東海道線神戸─大阪間開業150周年
5月13日
■JR貨物 2024年3月期連結決算を発表
5月15日
■JR北海道 2028年度末完了予定の工事スケジュールで進める札幌駅リニューアル計画の概要を発表
■JR東日本 6月20日に鉄道事業本部とグループ経営戦略本部の組織改正を行うと発表
■JR西日本 京阪神都市圏の運賃体系について2025年4月1日発売分から新たに同都市圏を適用エリアとする共通の運賃水準の設定を発表
5月16日
■JR東海・ENEOS・日立製作所 鉄道の水素動力車両を導入するために必要な水素サプライチェーンを連携して構築する基本合意書の締結を発表
5月17日
■JRグループ旅客6社 7月1日から9月30日にかけて運転する夏の臨時列車の概要を発表
■JRグループ旅客6社 新幹線などによる荷物輸送サービスで初の連携イベントを開催 5月18日にかけて「新幹線でつながる旬食フェアを東京駅地下1階のイベントスペース「スクエアゼロ」で開催した.
5月20日
■京成電鉄3200形新型通勤車両を2024年度冬に導入を発表
■JR東日本・神奈川県・藤沢市・鎌倉市 東海道線大船─藤沢間の新駅「村岡新駅」について今秋着工を発表
■JR東海リニア中央新幹線 岐阜県瑞浪市のトンエル工事を直ちに中断を発表 岐阜県瑞浪市大湫町で,リニア中央新幹線のトンネル掘削工事の影響から井戸や溜池,共同水源の水位低下が確認された.当初,5月16日に現在の場所から200m先にある盆地手前までトンネルを掘り進めたうえで,一旦工事を中断して地質調査を行う方針を示していたが,住民の不安に配慮するとともに県と市からの要請を受けて,工事を直ちに中断してすみやかにボーリングなどによる地質調査を開始するとした.
5月22日
■JR東海 豪雨に対する東海道新幹線の取り組みを発表
■JR東海 将来の労働力人口減少を見据えた業務改革を発表 東海道新幹線の車両基地や駅に入るタイミングで,車両の外観を自動で検査するシステムを開発した.
5月23日
■JR西日本・中国SC開発 広島新駅ビルの商業施設名称を「minamoa(ミナモア)」に決定を発表
5月24日
■JR西日本 「JR西日本グループ長期ビジョン2032」「中期経営計画2025」におけるグループの地球環境保護の取り組み進捗状況を発表
5月29日
■首都圏の鉄道事業者8社が磁気乗車券を2026年度以降にQRコードを使用した乗車券に順次置き換えを発表 対象の鉄道事業者はJR東日本,東京モノレール,東武鉄道,西武鉄道,京成電鉄,京浜急行電鉄,新京成電鉄,北総鉄道.
5月30日
■JR東日本千葉支社 2024(令和6)年9月1日に京葉線・内房線・外房線のダイヤを一部変更を発表 2024年3月16日ダイヤ改正で,朝と夕方以降の通勤快速を廃止,大半の快速を各駅停車に種別を改めて千葉県,千葉市など京葉線・内房線・外房線の各沿線自治体から快速列車の復活を求める声が上がっていた問題に対して,9月1日にダイヤの一部変更を行って対処することとなった.平日は計7本,土休日は計12本の各駅停車を快速に種別変更し,このうち,朝時間帯と夜時間帯の東京─蘇我間2往復は外房線および内房線へ各1往復が直通とする.
■JR東海 台湾高速高鐵の新型高速鉄道車両の調達に関する技術コンサルティング契約の締結を発表
■JR東海・静岡県 周遊列車「THE ROYAL EXPRESS〜SHIZUOKA・FUJI CRUISE TRAIN(ザ・ロイヤルエクスプレス 静岡・富士クルーズトレイン)〜」を2024年11〜12月に運転を発表
●長期運休区間(2024年6月11日時点)
〇JR九州肥薩線八代─吉松間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇くま川鉄道湯前線人吉温泉─肥後西村間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇JR東日本陸羽西線新庄─余目間 国道トンネル工事のため 
〇JR西日本山陰線長門市─小串間・JR西日本美祢線厚狭─長門市間 令和5年梅雨前線による大雨のため
●令和4年の豪雨災害での運休区間など
【JR東日本】津軽線蟹田─三厩間,米坂線坂町─今泉間
【大井川鐵道】大井川本線川根温泉笹間渡─千頭間

page top

2024年4月のメモ帳

4月1日
■国土交通省 鉄道運賃水準の算定の根拠となる総括原価の算定方法を見直しを発表
■宇都宮ライトレール ダイヤ改正 平日の朝の下りで快速2本を新設したほか,朝・夕通勤時間帯で増発を実施した.
■近江鉄道 上下分離方式へ移行 近江鉄道が第二種鉄道事業者 近江鉄道管理機構が第三種鉄道事業者になった.
4月3日
■JR九州・国土交通省・熊本県 肥薩線八代─人吉間の復旧で基本合意 「JR肥薩線検討会議」の第7回会議が熊本市内で開催され,熊本県が提示していた鉄道復旧を前提とする復興方針で基本合意した.復旧後は県や自治体が設備を保有・管理する上下分離方式を採用する.今後は運営の在り方,管理方法などについて協議し,2024年末の最終合意を目指す.
4月4日
■JR東海 リニア中央新幹線品川─名古屋間の建設工事で今後の見通しを発表 山梨県内の2つの工区の完成時期をこれまでの2027年度から2031年度中に変更した.
4月6日
■JR西日本・のと鉄道 能登中島─穴水間の運転を再開
■JR西日本 特急「やくも」で273系が運転開始
■南海電気鉄道 高師浜線が運転再開および全線高架化
4月9日
■JR東日本 5月9日から新たなデジタル金融サービス「JRE BANK」を開設すると発表
4月10日
■JR西日本 山陽線・岩徳線岩国─徳山間の営業列車で次世代バイオディーゼル燃料の導入に向けた実証実験を行うと発表
4月11日
■京成電鉄 宗吾車両基地拡充工事の起工式を開催
■JRグループ旅客6社 2025年4月1日から精神障がい者割引制度の導入を発表
■関東ICカード相互利用協議会 障がい者用ICカードのサービス対象に2025年4月1日から精神障がい者も追加すると発表
4月13日
■JR四国 高松駅で「瀬戸大橋線ご利用3億人イベント」を開催 1988年4月10日に開通した瀬戸大橋線岡山─高松間の累積利用者数が同日に3億人を達成したことを記念して開催されている.
■JR東日本・JR東海・JR西日本・JR九州 大阪・関西万博ラッピング新幹線の運行を開始 「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」を盛り上げようと,同博覧会の開幕1年前となった日から開始された.
■福島交通飯坂線 開業100周年で記念企画がスタート.
4月16日
■阪急電鉄 新型車両2300系を報道公開 京都線用の車両で同社初の座席指定サービス車「PRiVACE(プライベース)」を組込んでいる.
4月17日
■JR東海 2026年度中に東海道新幹線に個室を導入すると発表 N700Sの一部に各編成1~2室を用意する計画で,山陽新幹線への乗り入れはJR西日本と協議する予定.
■JR東海 東海道新幹線東京─新大阪間の線路沿いの光ファイバーケーブル心線の一部を外部の電気通信事業者に貸出すと発表
4月19日
■黒部峡谷鉄道 宇奈月─笹平間の部分開業で2024年度の運行を開始 1月1日に発生した能登半島地震の影響で,猫又─鐘釣間の鐘釣橋が損傷したことから,一部区間の運転を取り止めている.欅平までの全線開業は10月1日の予定.
■JR九州 久大線の新D&S車「かんぱち・いちろく」の完成披露記念式典を小倉車両センターで開催
■JR四国「藍よしのがわトロッコ」と国営台湾鉄路「藍皮解憂號(ランピジエヨウハオ)」 姉妹列車協定を締結 ともに「藍」を冠する観光列車であることから締結された.今後,日台間で情報発信などを行う.
4月22日
■JR東海 ホーム上係員向け VR 訓練シミュレータの導入を発表 東海道新幹線の全駅をVR(仮想現実)で再現しており,天候,昼夜,可動柵・固定柵の有無,乗客の転落など,さまざまなシチュエーションで訓練することで,駅輸送担当者の異常時対応力の強化を図り,安全を確保する.
4月23日
■JR東日本とJR東日本クロスステーション 6月に中野駅南口にみどりの窓口とNewDays,まちの情報の発信情報コーナー「standスペース」を一体化した複合施設「NAKANO stand」を開業させると発表
4月26日
■JR東日本 JR青森駅東口ビルが開業 青森駅東口旧駅舎跡地に建設された再開発ビルで,商業施設「&LOVINA(アンドラビナ)」,青森市民美術展示館,青森県情報施設「あおもり縄文ステーション じょもじょも」が入る.7月11日にはホテル「ReLabo」も開業予定.
■JR東日本グループ カスタマーハラスメントに対する方式を発表
4月30日
■スカイレールサービス広島短距離交通瀬野線みどり口─みどり中央間が運行終了
●長期運休区間(2024年5月10日時点)
〇JR九州肥薩線八代─吉松間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇くま川鉄道湯前線人吉温泉─肥後西村間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇JR東日本陸羽西線新庄─余目間 国道トンネル工事のため 
〇JR西日本山陰線長門市─小串間・JR西日本美祢線厚狭─長門市間 令和5年梅雨前線による大雨のため
●令和4年の豪雨災害での運休区間など
【JR東日本】津軽線蟹田─三厩間,米坂線坂町─今泉間 【大井川鐵道】大井川本線家山─千頭間

page top

2024年3月のメモ帳

3月6日
■JR東日本 東北新幹線郡山駅で列車がオーバーランで一時運転見合わせ 「つばさ121号」(東京6:12発→新庄9:55着,E3系7両)が郡山駅の停止位置を約500m通過して停車した.この影響で,2時間余りにわたり東京─盛岡間の上下線で運転を見合わせて計30本が運休,約3万2,500人の乗客に影響が出た.原因は停止位置約6.5km手前で自動列車制御装置(ATC)が作動するも十分に減速せず,乗務員が手動で非常ブレーキをかけたが,ホーム約250m手前の分岐器では制限速度の80km/hを大幅に上回る約145km/hで通過したことによる.分岐器通過時の衝撃で乗客1人が頸椎捻挫のけがを負った.この事象の緊急対策で,E3系に別の車両を連結し,ブレーキ効果を高めるとした.
3月7日
■JR東海 線路使用済みレールを柱や梁に再利用した在来線駅のプラットホーム上家を対象とする耐震補強計画を発表
3月8日
■JR西日本・のと鉄道 4月6日から能登中島─穴水間の運転再開を発表 運行本数は通常よりも3往復少ない14往復で,一部区間では速度を落として運転する.
3月9日
■JR東日本 高輪ゲートウェイ駅でロボットのあり方の実証実験開始 期間は3月9〜11日までで,災害発生時におけるロボットのあり方についての課題を抽出する実証実験を行った.
3月10日
■西武鉄道 無線式列車制御(CBTC)システムでの実証試験を多摩川線で開始
3月11日
■JR貨物と富士通 鉄道車両のメンテナンス業務をサポートする「車両管理システム」について全国の鉄道事業者向けに共同で展開を発表
3月12日
■JR東日本 新幹線総合車両センター内に実車活用の訓練設備を開設 訓練設備名は「TEC-BASE」で,廃車となったE6系新幹線の3両(先頭車1両,中間車2両)を活用,車両メンテナンスに携わる社員をはじめ,乗務員やグループ会社も含めた新幹線業務に関わる社員が多目的に使用する教育訓練設備となる.
3月13日
■JR貨物と大和ハウス工業 旧千葉貨物ターミナル駅跡地の再開発を発表
■鉄道総研 伊豆箱根鉄道駿豆線で「超電動き電システム」の送電による世界初営業運用検証を開始
3月15日
■国土交通省 JR北海道に監督命令 経営改善に向けた取り組みをより一層深度化,加速化するように求める監督命令を発出した.
■駅廃止 石勝線滝ノ上,宗谷線初野,恩根内,石北線愛山,函館線中ノ沢の5駅.
■路線廃止 JR西日本北陸本線敦賀─金沢間.翌16日から敦賀─大聖寺間はハピラインふくい線,大聖寺─金沢間はIRいしかわ鉄道線がそれぞれ継承した.
3月16日
■JRグループ7社など ダイヤ改正
■JR東日本 山形新幹線E8系の営業運転開始
■JR九州香椎線西戸崎─宇美間で「GOA2.5自動運転」を開始
■新線開業 JR西日本北陸新幹線金沢─敦賀間(125.1km)
■新駅開業 JR西日本北陸新幹線福井─敦賀間に越前たけふ,名古屋鉄道河和線高横須賀─南加木屋間に加木屋中ノ池,IRいしかわ鉄道加賀笠間─松任間に西松任,西日本鉄道天神大牟田線雑餉隈─春日原間に桜並木
■駅名改称 西日本鉄道天神大牟田線試験場前は聖マリア病院前.
3月18日
■JR西日本 北陸新幹線金沢─敦賀間の開業初日と開業翌日の利用状況を発表
3月22日
■JR東日本吾妻線の一部区間で沿線地域の総合的な交通体系に関する議論を行いたいと関係自治体に実施を発表 利用者が減少している長野原草津口─大前間について,群馬県,長野原町,嬬恋村に対して議論を行いたい申し入れを行った.
■JR東日本秋田支社・弘南鉄道 保線分野で技術支援協定の締結を発表
■JR四国 高松駅ビル「TAKAMATSU ORNE(高松 オルネ)」を開業
3月23日
■新線開業 北大阪急行電鉄南北線千里中央─箕面萱野間(2.5km)
■新駅開業 北大阪急行電鉄南北線千里中央─箕面萱野間に箕面船場阪大前,箕面萱野を新設.
■JR九州 「SL人吉」号の営業運転を終了
■JR東日本東北本部 左沢線羽前山辺駅の新駅舎使用開始 新駅舎は木造平屋建て,延べ床面積約40平方メートル.駅舎がある山形県山辺町は繊維産業が盛んなことから,ニットの編み目をイメージした格子状のデザインを取り入れた.
3月26日
■西武鉄道・JR東日本 車両側面カメラで利用者接近検知システムの技術協力を行うと発表
3月31日
■JR北海道 根室線富良野─新得間 営業運転終了 
●長期運休区間(2024年4月10日時点)
〇JR九州肥薩線八代─吉松間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇くま川鉄道湯前線人吉温泉─肥後西村間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇JR東日本陸羽西線新庄─余目間 国道トンネル工事のため 
〇JR西日本山陰線長門市─小串間・JR西日本美祢線厚狭─長門市間 令和5年梅雨前線による大雨のため
●令和4年の豪雨災害での運休区間など
【JR東日本】津軽線蟹田─三厩間,米坂線坂町─今泉間 【大井川鐵道】大井川本線家山─千頭間

page top

2024年2月のメモ帳

2月1日
■JR東日本 車両CBM(状態基準保全)の一環で山手線E235系電車の車両機器の「画像による状態確認」の運用を開始
2月6日
■JR東日本 輸送安定性の向上や技術革新に向けて推進している信号システム・業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを発表
■JR東日本 鉄道車両整備職種(走行装置検修・解ぎ装作業)でタイから技能実習生の受け入れの開始を発表
■JR九州 2024年3月期第3四半期決算を発表
2月7日
■熊本市・JR九州・住友商事・住友商事九州 カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定を締結
2月8日
■国土交通大臣 JR西日本城端線・氷見線の鉄道事業再構築実施計画について「地域公共交通の活性化および再生に関する法律(地域交通法)」第24条第2項に基づき認定
2月9日
■JR東日本 2024年3月16日の北陸新幹線金沢─敦賀間の延伸開業に合わせて同区間の魅力を訴求する流動促進プロモーションをスタート
2月13日
■JR東日本 山手線・埼京線池袋と南武線武蔵溝ノ口の両駅でアバターロボットによる指定席券売機への誘導やきっぷ購入方法についての案内の実用検証を開始
2月14日
■JR東日本・JR東日本商事・KDDI デジタル空間に横須賀・総武快速線のE217系電車の内部を再現して座席や吊革などの鉄道古物販売に向けた需要調査の実証実験を開始
■JR東日本 令和6年能登半島地震の被災地復興を支援するための特別企画乗車券「北陸応援フリーきっぷ」の発売を発表
■JR西日本 令和6年能登半島地震の影響を受けている北陸への送客や地域での消費を促進する取り組みの推進を発表
■JR西日本 2024年度から2026年度にかけて東海道・山陽新幹線N700S(16両編成)を4編成の増備を発表」
■JR四国 老朽化したキハ40系気動車の置換用に同社初となるハイブリット式車両の導入を発表
2月15日
■JR東海・JR西日本 東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約サービス「エクスプレス(EX)予約」の法人会員を対象に新幹線利用に伴う二酸化炭素排出量が実質ゼロになるサービスを2024年4月に開始を発表
■JR東海・ジェイアール東海物流 東海道新幹線を利用した法人向け即日荷物輸送サービス「東海道マッハ便」の開始を発表
2月16日
■JR北海道 「JR北海道グループ経営改善に関する取り組み」の2023年度第3四半期報告書を公表
■JR四国がグループ「中期経営計画2025の達成に向けた取り組み」で2023年度第3四半期の報告書を開示
2月19日
■JR九州・福岡県・大分県 「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」の概要を発表
■JR九州 久大線の新D&S列車「かんぱち・いちろく」の外観や内装デザインなどを発表 編成はキハ47形2両の中間にキハ125形を組み込む3連で,デザインはJR九州の協働パートナーで日豊線霧島神宮駅のリニューアルを手掛けたIFOO(鹿児島市)が担当,車体に同線の路線図を描くなど,車両全体で沿線の特色を表現する.
2月21日
■JR東日本・日本郵政・日本郵便 社会課題の解決に向けた連携強化を目的とした協定を締結
■近畿日本鉄道2013系「つどい」リニューアルを報道公開
2月22日
■JR九州 香椎線西戸崎─宇美間での「GOA2.5自動運転」を2024年3月16日から本格運用を発表
2月25日
■JR東海 静岡県大井川流域の8市2町の首長と意見交換会を開催 リニア新幹線の建設工事をめぐるもので,会議上では流域の市町・町長が工事中のモニタリングの方法や場所について,地域の声を聴いて決めて欲しいなどと要望した.また,県は地下水の流出を懸念して,山梨県境300m手前で工事をやめるよう求めているボーリング調査については,早く進めて欲しいと述べた.
2月26日
■JR東日本など 青森駅東口旧駅舎跡地を活用した新駅ビル「JR青森駅東口ビル」を2024年4月26日に開業を発表
■JR西日本など 「うめきた2期地区」の先行まちびらき日を2024年9月6日に決定を発表
2月27日
■JR四国 2024年3月22日にグランドオープンする高松駅ビル「TAKAMATSU ORNE」(タカマツ オルネ)の出店店舗や開業イベントなどを発表
2月28日
■JR東日本HB-E300系観光列車「SATONO」を報道公開
2月29日
■JR西日本・北陸電力 再生可能エネルギー由来電力を北陸新幹線に供給するオフサイトPPAの締結を発表
●長期運休区間(2024年3月11日時点)
〇JR北海道根室線東鹿越─新得間 平成28年台風10号のため
〇JR九州肥薩線八代─吉松間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇くま川鉄道湯前線人吉温泉─肥後西村間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇JR東日本陸羽西線新庄─余目間 国道トンネル工事のため 
〇JR西日本山陰線長門市─小串間・JR西日本美祢線厚狭─長門市間 令和5年梅雨前線による大雨のため
●令和4年の豪雨災害での運休区間など
【JR東日本】津軽線蟹田─三厩間,米坂線坂町─今泉間 【大井川鐵道】大井川本線家山─千頭間

page top

2024年1月のメモ帳

1月1日
■令和6年能登半島地震発生 2024(令和6)年1月1日16時06分に石川県珠洲市で最大震度5強の地震(マグニチュードは5.7,震源の深さは10km)が発生した.この直後となる16時10分には石川県志賀町と輪島市で最大震度7を観測する地震(マグニチュードは7.6,震源の深さは16km)が発生,震度6強を石川県七尾市,珠洲市,穴水町,能登町,震度6弱を石川県中能登町,新潟県長岡市で観測した.地震発生後間もなく,長崎県から北海道沿岸の広範囲にわたって津波警報と津波注意報を発令,直後となる16時23分には能登半島付近を大津波警報も発令され,最終的に津波注意報が解除されたのは翌1月2日午前10時であった.
1月2日
■羽田空港C滑走路で日本航空機と海上保安庁機の衝突・炎上事故が発生 2024年1月2日17時50分頃,東京都大田区の羽田空港のC滑走路で日本航空516便(新千歳空港15:50発→羽田空港17:35着)と能登半島地震で新潟航空基地へ物資輸送する途中であった海上保安庁の航空機が衝突,日航機・海保機ともに炎上して全焼した.全損した機種は日航機がエアバスA350-900型機,海保機はボンバルディアDHC8型機.この事故で海保機側の5人が死亡,日航機側の14人が負傷した.事故の影響で羽田C滑走路は1月8日0時まで使用できなくなり,C滑走路を除く3本(A・B・D滑走路)で運用することになったが,羽田空港を離発着する多くの便で欠航が相次いだ.この事故を受けて,JRでは新幹線は臨時「はやて」(上りのみ),臨時「はくたか」(上りのみ),「のぞみ」(下りのみ),臨時「ひかり」(博多→新大阪)を,在来線では札幌─函館間に臨時特急を1往復(1月3日は札幌→函館間,4〜5日は札幌─函館間往復,6日は函館→札幌間)をそれぞれ運転した.
1月4日
■JR貨物・全国通運連盟 「令和6年能登半島地震」で被災した自治体に対する企業などからの救援物資(救援用寄贈品)を当面は無償で輸送を行うと発表
1月5日
■JRグループ旅客6社 年末年始期間(12月28日〜1月4日)の輸送概況を発表 
1月8日
■羽田空港C滑走路を運用再開
1月9日
■鉄道建設・運輸施設整備支援機構 のと鉄道七尾線に鉄道災害調査隊を派遣 令和6年能登半島地震で被害が発生したのと鉄道七尾線に鉄道災害調査隊を10日にかけて派遣した.
■JR北海道 ホームページ上で提供する列車運行情報を刷新 新コンテンツで,影響エリアマップ,列車走行位置などを開設した.
1月10日
■日本民営鉄道協会など 勤務場所の都合で就労困難になる社員を民鉄各社が相互で受け入れる民鉄キャリアトレインのスキームを78社に拡大を発表
1月11日
■JR西日本・南海電気鉄道 関西空港駅でユーザーデバイス操作型AI案内システムの共同実証実験をスタート
1月12日
■国土交通省中国運輸局 芸備線備中神代─備後庄原間の再構築協議会を設置決定したと発表
1月17日
■JR貨物 コンテナ貨物と車扱貨物の基本運賃を2024年4月1日から6%引き上げ改定を行うと発表
■JR東日本 役員人事 いずれも2024年4月1日付で深澤祐二代表取締役社長は取締役会長に就任,後任の代表取締役社長に喜勢陽一代表取締役副社長・マーケティング本部長が昇格する.
1月18日
■JR東海 313系・315系を対象に全般検査と重要部検査の実施周期を4月から延伸を発表
1月19日
■JRグループ旅客6社 3月1日〜6月30日の春期間に運転する臨時列車の概要を発表
■JR西日本・のと鉄道 令和6年能登半島地震で被災したのと鉄道七尾線の復旧工事の進め方を発表
1月22日
■運転再開 JR西日本七尾線羽咋─七尾間,七尾─和倉温泉間は2月15日に運転再開を予定.
1月23日
■JR東日本東北新幹線上野─大宮間で架線が垂れ下がる事故が発生 1月23日9時58分頃,東北新幹線上野─小山間,上越新幹線大宮─熊谷間で停電が発生,東京─仙台・新潟・長野の各区間で上下線とも運転できなくなった.大宮─上野間の線路をJR東日本が確認した所,さいたま市中央区内の上り線で架線が約150mにわたって垂れ下がり,架線を支える金具も数箇所壊れていた.また,停電発生時に現場に差し掛かった「かがやき504号」(金沢7:51発→東京10:20着)はパンタグラフが2箇所とも壊れて自走できない状況となった.同日午後,復旧作業に向かっていた作業員2人が感電する事故も発生した.この事故の影響で,23日は東京─仙台・高崎間は終日運休となり,翌24日から運転を再開した(ただし一部列車は運休).
1月24日
■JR東日本東北本部・日本郵便東北支社 仙山線作並駅で駅と郵便局の窓口業務一体運営を開始
1月26日
■国土交通省 北陸新幹線金沢─敦賀間の鉄道施設の完成検査完了を受けてJR西日本に合格証交付
■近畿日本鉄道奈良線1233系リニューアル車を報道公開
●長期運休区間(2024年2月13日時点)
〇JR北海道根室線東鹿越─新得間 平成28年台風10号のため 
〇JR九州肥薩線八代─吉松間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇くま川鉄道湯前線人吉温泉─肥後西村間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇JR東日本陸羽西線新庄─余目間 国道トンネル工事のため 
〇JR西日本山陰線長門市─小串間 令和5年梅雨前線による大雨のため 
〇JR西日本美祢線厚狭─長門市間 令和5年梅雨前線による大雨のため
●令和4年の豪雨災害での運休区間など
【JR東日本】津軽線蟹田─三厩間,米坂線坂町─今泉間 【大井川鐵道】大井川本線家山─千頭間

page top